メタルギア ソリッド サブスタンス 1 シャドー・モセス 角川文庫

野島一人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041032282
ISBN 10 : 4041032288
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
544p;15

内容詳細

ソリッド・スネークとシャドー・モセスの真実!

自国に牙をむいたテロリストを鎮圧し、人質を救出する。それは、単純な任務のはずだった。しかし、ソリッド・スネークは国家レベルの陰謀と遺伝子レベルの運命に巻き込まれる。いまあかされるシャドー・モセスの真実

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読書メーターレビュー

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  • Nazolove さん

    このたび新作ゲームが販売されると言うことで読んでみたのだが(といっても既に小説も読んでゲームもやってどんだけこのゲーム味わってんだって言う話なのだが)、大変面白い作品だった。 前作のPWがちょっと残念な出来だったのだが(個人の感想です)、これはファンが大変喰いつくいい作品に仕上がっている。 新作をやる前にこれを読んでちょっと振り返るといいと思った。 ゲームをやった人ならばわかるネタもあるのでぜひともMGSファンの方は必読でMGS知らない人もこれを読んでMGSに入ってもらいたい作品である。

  • niyopiyo さん

    すごい。ゲームの要素を上手く練りこんで、ゲーム発売後の出来事を飲み込んで、新しい「シャドー・モセスの真実」がきっちり小説になっていた。「シャドー・モセスの話なんて、私絶対泣いちゃう」と思ってたけど、涙が出たのは読後1日経ってからだった。読んでいる間はストーリーと登場人物それぞれの感情の爆発を追うのでせいいっぱいで、1日かけて反芻していたら登場人物たちの深い哀しみと苦しみが迫ってきたのだった。誰かの意志・精神構造・遺伝子、そんなものにどれだけ自分は規定されてしまっているのか、壊されてしまうのだ?あぁ大好き。

  • ハイちん さん

    とても良い作品。「ゲーム」のノベライズと聞いて、プレイヤーが操作する部分は端折ってストーリーを追っていく感じなのかなーと思っていたけど、この作品はプレイアブルな部分まで小説に織り込んでいる。2009年のマンハッタンに住む少年が、2005年のシャドーモセスで起きた事件を追体験していくという構成なのだが、傍観者である少年の視点は「ゲームのプレイヤー視点」そのもので、この視点を導入することでゲームならではのメタ表現(サイコマンティスの読心能力とかマルチエンドとか)の再現を可能にしている。続刊も期待してる。

  • ぎん さん

    MGSVTPPをクリアしたのでその流れで読了。本書はMGSIをメインとしながらもとある少年が主人公となっていて(時系列も2009年)、シャドー・モセス事件を追体験するという内容。その為MGSのストーリーを補完しながらも、一小説として新たな物語を楽しむ事が出来るようになっている。ゲームでしか表現出来ないと思っていたシーンも、小説らしい手法で昇華され、小説だからこその物語になったという印象。そしてサブスタンス(真実)は次作へ続く訳だが、MGSIIに当たる時系列がちょうど2009年なのでここからが本番か・・・

  • 薄荷飴 さん

    純粋なMGS1のノベライズではなく、MGS3やPWの内容を踏まえた上でのストーリーとなっているのでメタルギアサーガとしての全体像をとらえやすく、かつおさらいもできます。内容も良質そのもので、戦闘のシーンであってもゲーム内のテンポと緊張感をそのままノベライズとして落とし込んでいるので期待以上の面白さでした。オリジナルの設定もうまく生きていて、違和感なく溶け込んでいました。当時の僕には難解だったMGS2のストーリーをどう見せてくれるかこれからも期待。MGSファンの方は是非。

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