高倉健インタヴューズ 小学館文庫プレジデントセレクト

野地秩嘉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094700039
ISBN 10 : 409470003X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
197p;15

内容詳細

一九九五年から二〇一二年…。日本最後の映画俳優を追い続けた著者の一八年の集大成が一冊に。健さんの仕事観、人生観、好きな映画まですべてがわかる。初めて語った「何度も見た映画のこと」「一言一句、僕のセリフへの想い」「日本人の心を射止めた『名言』分析」「『あなたへ』最後の映画俳優の演技」ほか。生前、ほとんどインタヴューを受けなかった高倉健の貴重な証言集である。文庫版あとがきは日本映画界の名匠であり、健さんと共に作品を作り続けた降旗康男氏に寄稿いただいた。

目次 : 1 初めて語った「何度も見た映画のこと」/ 2 『鉄道員ぽっぽや』の撮影現場で/ 3 20世紀の宝物/ 4 仕事について/ 5 祈る役者/ 6 一言一句、僕のセリフへの想い/ 7 世界を動かした「気働き」/ 8 日本人の心を射止めた「名言」分析/ 9 「あなたへ」最後の映画俳優の演技

【著者紹介】
野地秩嘉 : 1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ともひろ さん

    高倉健さんの人柄がにじみ出るようなエピソードが沢山でてきます。願わくば、タイトルにある通り、もう少しインタビューを増やした方がいいかも。

  • るい さん

    高倉健という俳優は、私にとって渋い人であり、出演作を直接見たことがない。それでも、あの芯のある雰囲気や、素朴な立ち姿に心惹かれていた。そこには、人への気遣いができるところや、脚本選びへのこだわり、演技をどのように作るかといった彼の考えが表れているのだと思う。スターなのにスターと感じさせない振る舞いが、魅力を生む。偉くなればなるほど、そういう謙虚さを持ち合わせたい。

  • よし さん

     「ディアハンターはロサンゼルスの社会で見て感動して体の震えが止まらなかった」 「本当に嬉しいもしくは辛子と感じたとき人は嬉しいとか悲しいなんて言葉を口にするでしょうか僕はしないと思う」「かっこつけない真心ーーこれが健さん」

  • バカ殿。 さん

    最近、健さんの任侠ものをよく見てるけど、本書では『鉄道員』や『For you』の裏話があって興味持ち、最近のものも見てみようと思った。さりげないところが健さんのかっこいいところなんだよね、いまさら気がついてしまった。

  • anken99 さん

    逝去から二年後に出版された、あまりにも貴重なインタビュー集。著者が18年かけて紡ぎ出された、大変意義深い一作だ。ひとこと。高倉健という人が、なぜここまで我々日本人の心をつかんでやまないかが、必ずわかるはず。ときに、ジーンときてしまうこと多数。本物のスターというのは、この人のようなことを言うのだろう。同じ名前を背負う者として、恥ずかしくないように明日から生きて行こうと心底思うばかり。

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野地秩嘉

1957年東京都生まれ。早稲田大学商業部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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