波紋 手蹟指南所「薫風堂」 角川文庫

野口卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041064399
ISBN 10 : 4041064392
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
272p;15

内容詳細

晩秋の九月。雁野直春が師匠を務める「薫風堂」に血相を変えて駆け込む者がいた。男は、直春が通う沼田民斎の剣術道場に道場破りが現れたことを伝えに来たのだ。平塚富三郎なる剣客を、その場の機転で退けた直春。だが、その場を見ていた教え子により、直春の武勇伝の噂は、意外な拡がりを見せるのだった。そんなある日、「薫風堂」に馴染んだばかりの儀助が、平塚に捕らえられたとの報が。直春は、決死の覚悟で剣客に立ち向かう。

【著者紹介】
野口卓 : 1944年、徳島市生まれ。1993年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。2011年『軍鶏侍』で時代小説デビュー。12年、同作で第1回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞、その後シリーズとなり圧倒的な評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ベルるるる さん

    手習い所の子供達が出てくる場面が好き。子供らしい心の動き、生命力、健気さ、可愛さ、そして未来への希望。いいよね、ホントに。

  • タツ フカガワ さん

    シリーズ3作目。沼田道場に道場破りが現れるが、機転を利かせて退散させたことが武勇伝として瓦版にのり、直春の身辺が慌ただしくなる。道場破りの報復があり、美雪は気鬱の病に、そんななか直春は著術業へも。読み終えてみて、本書での山場はどこだったのだろうと考えてしまいました。

  • トラジ さん

    重複した表現が多くて気になった。その影響で物語全体を軽く感じる。骨組みは、好みなので今後に期待。

  • qoop さん

    シリーズ三冊目。物語に剣戟を絡ませる必然性を持たせ、新しい展開に進んだ本巻は、展開としては地味でスローだがエポックな一冊となった。主人公の弱さが彼の生い立ちと若さを際立たせる展開もさすが。理想の教育に燃える若者を主人公とした時代小説というのは珍しいが、考えたら剣術道場主として後進の指導法を模索する「軍鶏侍」も、悩み苦しむ市井の人々と向き合い間接的に道を説く「ご隠居さん」も、テーマに教導が含まれている。著者にとって大テーマなのか、作劇のベースなのかもしれない。

  • 豆狸 さん

    青春だなぁ。このシリーズは明るいのが良い。

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人物・団体紹介

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野口卓

1944年徳島県生まれ。立命館大学文学部中退。93年、一人芝居「風の民」で第三回菊池寛ドラマ賞を受賞。2011年、『軍鶏侍』で時代小説デビュー。同作で歴史時代作家クラブ新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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