泣き虫弱虫諸葛孔明 第4部

酒見賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901695
ISBN 10 : 4163901698
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
551p;20

内容詳細

孫権の裏切りにより関羽が戦死―。復讐の怒りに燃える蜀の皇帝・劉備は孔明の諌言も聞かずに呉へ進撃したが…。関羽・張飛・曹操・劉備…『三国志』の大立者・英雄たちが孔明だけを残して去る。酒見版『三国志』必読の大転換点。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • punyupunyu さん

    三国志も佳境に入る。いよいよ入蜀のころが舞台です。三国志演戯、三國志とその解釈に著者なりの解釈を交えながら物語は進む。著者が読み取った武将の人格、特色を色濃く際立たせることで、とても面白い読み物になっている本シリーズですが、これまでの三作に比べると、やや灰汁が抜けた感じの四作目。関羽、張飛、曹操、劉備などそうそうたる人物が身罷り、さみしくなってきましたが、だからこそ第五部の内容が楽しみです。おそらく最終巻だろうから、酒見節炸裂を期待しています。

  • ばっか殿すん さん

    分厚かった酒見さんの三国志もついに曹操が死に劉備も死んだ。第五部は司馬懿とこれでもかと遊びまくって五丈原に華麗に堕ちて竜にでもなるのでしょうか。ワクワク。孟獲や馬謖や魏延との場面もワクワク。

  • ぺん さん

    今回はいろいろ寂しくなる巻だった。次巻で最終巻かな〜。相変わらず三国志への葉に衣着せぬ解説が素晴らしい。|図

  • リードシクティス さん

    劉備の入蜀から、関羽、曹操の死、夷陵の戦いを経ての劉備の死まで。変人孔明を中心としたハチャメチャぶりは第三部から影を潜め、魏呉蜀まんべんなく史実をなぞったいわゆる普通の三国志になってしまった感。ただ、この作品の当初のテーマは、「原典に書かれていることをそのまま素直に読み取ったらこんなおかしなことになりましたよ」ということだと思っていたので、原典でもこの辺りは弄れる要素があまりないのかもしれない。そもそも今巻は孔明の活躍自体が史実でも少ない時期だし。それと関羽の死に対する著者の論調が割と辛辣なのが印象的。

  • 星落秋風五丈原 さん

    三国志の世界がすっかり任侠の世界になってしまった…。いやーエロ話のおしつけで蜀は落ちたのか…恐るべし簡雍。曹操、劉備、関羽、張飛、魯粛ら赤壁のヒーロー達がのきなみ退場して行く寂しい会で、中でも劉備と孔明の別れのシーンは涙なくして語れないはずなのにどうにもジミだ。

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人物・団体紹介

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酒見賢一

福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989(平成元)年「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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