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ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 ガガガ文庫

酒井田寛太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094517262
ISBN 10 : 409451726X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;15

内容詳細

学園日常ミステリーの新鋭!

海新高校ジャーナリズム研究会の啓介と真冬。一緒に過ごしていくうちに少しずつだが変化していく自らの気持ちに気づきはじめ、お互いを意識し始めるようになる。そんな中、真冬の曾祖父にあたる宗次郎が残した「メロスを燃やしてくれ」という謎のメッセージから、「自画像・メロス」という奇妙な絵画に秘められた謎を解き明かそうとする啓介と真冬だが、とあるアクシデントにより箱根の旅館へ二人きりで泊まるハメになってしまうのだが……。 ほろ苦い日常系ミステリー、「自画像・メロス」など三つの短編を収録。

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    真冬の大叔父の描いた絵画の謎に迫る話などを集めたシリーズ第三弾。安心安定のクオリティ。ミステリーの安定度もさる事ながら、これまで以上に青春要素が良くなってきた。これまではお互いになんとなく意識している程度だった真冬との関係が、一歩進んだものになったのは大きな収穫だったんじゃないかと。甘酸っぱくて焦れったい恋模様。これこそ青春モノの醍醐味ってやつやね。相変わらずユリちゃんも良いキャラしてるし、この作品には是非とも完結まで走りきってほしい。展開の魅せ方も上手くなってきたから今後が楽しみだ。

  • よっち さん

    真冬と過ごしていくうちに少しずつ自分が変化していることを自覚する啓介。様々な出来事を通じてお互いを意識するようになってゆく日常系ミステリー第三弾。真冬の曾祖父が残したメッセージの真意、祭りの夜に姉の絵里と遭遇した逃げる少女が抱える事情、そしてユリのマジックショーと思い出した啓介の「怖い記憶」の真実。今回の謎解きは啓介の意識の変化も感じられて、お互い意識せざるをえない出来事が続いた二人の距離感が印象的でしたが、そんな着実に変わりつつある関係を象徴するような思わぬ一石が投じられて続巻が早く読みたくなりました。

  • Merino さん

    過去の影を内に秘めながら今の自身の在り方を称賛されるのはキツいですよね。鬼の話では読む側の心の中の鬼をあぶり出す。陰惨なものにしなかったことにその意図を感じた。3話目は雑多な感じ。だけど最後の最後に著者自身のギャルっぽいコへの愛をネタに(?)ヒロインの心を揺すって見せた。真冬さん嫉妬ですか?ねえ?気になります。

  • たこやき さん

    ほぼ、ジャナ研は関係なくなった印象。真冬の祖父が遺した絵画の謎を解く1編目。絵そのものがなく、文字での説明なので、謎解き自体はほぼ不可能なのだけど、真冬の祖父の人柄を感じる。勇敢な消防士として活躍した祖父。しかし、絵に描かれていたのは……。本来、決して恥ずべきものではないはず。でも……。そこに生真面目さとかが凝縮されている。そして、そんなエピソードの中で露わになっていく啓介と真冬の関係。本書の最後に真冬が言った一言。それがどう転がっていくのか期待。

  • とめこ さん

    めちゃくちゃ面白かった!大好きなシリーズなのでかなり期待してたけど、それを大きく上回る面白さでした。推理パートがかなり面白かったし、前巻で少し物足りないと感じた啓介と真冬の恋愛面での進展があったのも良かったです。内容的には重いし結構胸糞悪い展開だったけど「鬼の貌」が特に好き。事件の真相に迫っていくまでの緊張感が素晴らしかった。「自画像・メロス」のしんみりとした雰囲気も良かったです。お互いを意識してモダモダする2人が初々しくてとてもかわいかった。2人の関係が今後どう変わっていくのか気になります。次も楽しみ。

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人物・団体紹介

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酒井田寛太郎

第11回小学館ライトノベル大賞に応募した「翡翠と琥珀」で優秀賞を受賞し、『ジャナ研の憂鬱な事件簿』と改題のうえ2017年に同書でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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