ヒップホップの詩人たち

都築響一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103014324
ISBN 10 : 4103014326
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
16

内容詳細

パイオニア、アンダーグラウンド、気鋭の若手まで―孤高の言葉を刻むラッパー=現代詩人15人の肖像。

目次 : だからタトゥーのように音に痛みを乗せる(田我流)/ あの日の夢なら今見てんだ(NORIKIYO)/ 夢もなく生きるならせめて笑え(鬼)/ 賭けるものがないんです、人生でいいですか(ZONE THE DARKNESS)/ 腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花(小林勝行)/ となりにはJOKERが座っていたんだ(B.I.G.JOE)/ こんなんでいいならくれてやるよ(レイト)/ 本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で泣く(チプルソ)/ さっきまで楽しかった自分まあ慣れてるそんな気分(ERA)/ 生かされるなら生きてやる(志人)/ これは断片化された紙芝居みたいなあたしのひとり試合(RUMI)/ アイム・ア・ラッパー 手には千切れた手錠(ANARCHY)/ ここはえらくこっけいでかくて広えーが冷てえ夜景(TOKONA‐X)/ ラッパーは光、言葉は影(ILL‐BOSSTINO/THE BLUE HERB)

【著者紹介】
都築響一 : 1956年東京生まれ。1976年から1986年まで『POPEYE』『BRUTUS』誌で現代美術・建築・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、80年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1997年、『ROADSIDE JAPAN』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lily さん

    10代の頃から面白いこと、楽しいことに貪欲で自分という表現者をリリックに落とし込んで、歌ってきた人達の生き様は悪か正義かという枠を越えた躍動感がある。彼等は常に動いている、それが結果的に後退だったとしても。そして彼等は決して諦めない。

  • kazi さん

    気に入りの読書家さんのレビューに触発されて、私も一筆書いてみます。レビューの中で使われていた“生命力”という言葉が私の心臓にクリティカルヒットでした。『悪か正義かという枠を越えた躍動感』それってまさに私がヒップホップに対して感じていた魅力そのものだと気付かされた。本著を読んで思ったのは、ヒップホップはもはや音楽ではないって事。音楽というジャンルの中にはもう納まりきらなくなったんとちゃう??声、フロウ、リリックだけでは語りきれない。

  • readtuktuk さん

    「新潮」連載時にいくつかは読んでいたが、単行本で再読。映画『アウトレイジ』の続編がいくつもできそうな、ラッパー15人のインタビュー。リリックもある。いまはYouTubuもあるからそのまま作品にもアクセスできる。田我流、レイト、NORIKIYO、ZONE THE DARKNESS、チルプソ。「マリファナ売ってどうのこうのとかってラップしてるひとたちもいるけど、そんなのいちばん楽じゃんって、俺いつも思うんですよ。悪いことしか表現できないなら、悪いひとにしか届かないっていうか」(ZONE THE〜) →

  • vaudou さん

    真髄はリリック。インディ発だと歌詞カードなしがデフォなので、パンチライン記載は貴重であると共に、おのずと各人のリリシストとしての技量、そして差異も明らかにしてしまうのだなと。特筆はNORIKIYOと鬼の両名。その歌詞にはまさしく詩人の名に値する、文字組みだけでも作品として堪能できる神々しさすら漂っていた。

  • shige さん

    ヒップホップの歌詞を詩として捉え、それぞれのラッパーのインタビューを交えた詩の批評本と見ればいいのだろうか。 私はもともとヒップホップリスナーだったので、ヒップホップのリリックを詩と捉えるという著者の視点が新鮮でした。 オーストラリアの刑務所に入ってたこともあるBIG JOEから志人、ブルーハーブのBOSSに改名前のZORN(本作ではZONE THE DARKNESS )まで、多彩で面白い! 半生の強烈さと、そこと決別して定職を持ちながら活動してるZONE THE DARKNESS の章が一番好きでした。

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都築響一

1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デ

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