ズッコケ脅威の大震災 ズッコケ文庫

那須正幹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591079331
ISBN 10 : 4591079333
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,214p

内容詳細

3人の住む花山町を大地震が襲った。それぞれが危機を脱出し、避難所で再会する。大震災の中で活躍する三人組の心の成長を描く。〈受賞情報〉日本児童文学者協会賞特別賞(第45回)

【著者紹介】
那須正幹 : 1942年、広島に生まれる。島根農科大学林学科卒業。作品に、『ぼくらの地図旅行』(絵本にっぽん賞)『海賊モーガンはぼくの友だち』『ねんどの神さま』『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)「お江戸の百太郎」シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)『ヨースケくん』『絵で読む広島の原爆』など多数

前川かずお : 1939年、大阪に生まれる。第11回小学館児童漫画賞受賞。漫画、絵本、さし絵の世界で活躍。1993年、歿

高橋信也 : 1943年、東京に生まれる。アニメーション映画の制作にたずさわったのち、フリーのイラストレーターとして絵本、さし絵に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(...

投稿日:2019/01/14 (月)

 こちらの作品はズッコケ三人組シリーズ(小学生編)全50巻の37巻にあたります。2018年にポプラ社で行われた50巻総選挙では、18位に入りました。  この巻では3人組の住む稲穂県ミドリ市に大地震が発生し、3人がそれぞれの場所で被災し、被災者として震災を乗り越えていく姿が描かれています。 ズッコケシリーズは冒険、SF、タイムスリップ等、巻によって様々なエピソードを楽しませてくれますが、この巻は限りなくリアリティのあるドキュメント作品となっています。  そんな中でも決して暗い話ではなく、3人組と共に震災と向き合っていく体験を出来る巻になっています。また、震災というものが誰にでも起こり得る状況となっている現在、震災への意識付けとしても読む価値のある一冊になっています。

クイックニック さん | 静岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほんのうさぎ さん

    なんかデジャブ…と思ったら再読だった。読書メーターをやっててよかった。 とはいえ、やはりズッコケは何度読んでも良い。阪神淡路大震災を受けて三人組に震災を体験させたという本作は地震のその瞬間からその後についてとてもリアルに描かれていると思う。本当に普段の備えが大切だと毎度思い知らされる。

  • マグロのお刺身 さん

    はじめてのズッコケ

  • ナタニエル・ブシッチオ さん

    阪神淡路大震災の被災孤児からの手紙をキッカケに作られた作品。いつもの生活が突然出来なくなる状況、誰にいつ起こってもおかしくない状況。ハチベエの商店街は全壊、ハカセ、モーちゃんの団地は半壊という状況でも、大人も子供も出来ることから生きていくために、生活するために行動を始める。力を合わせるべき時に、ストレスにより諍いやトラブルが発生するのは何故だろう?当事者しかわからない事情もあるが、すすんでトイレ掃除を始めた3人は印象的だった。心に傷を負った3人だが、これを糧に成長してほしい。

  • かみちゅう さん

    大地震などの天災にあえば金や金で買えるものはほとんど失うことになりかねない。そういう時こそ人との繋がりが大事になってくるし、普段から周りの人間を大事なにするべきだと思った。

  • mitomezzi さん

    Re:

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人物・団体紹介

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那須正幹

広島県生まれ。児童書の大ベストセラー「ズッコケ三人組」シリーズ全50巻(日本児童文学者協会賞特別賞/ポプラ社)をはじめ、200冊以上の本を執筆。主な作品に『絵で読む広島の原爆』(産経児童出版文化賞/福音館書店)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞/ポプラ社)など。JXT

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