基本情報
内容詳細
『このミス』選者が選ぶ、珠玉の名作短編アンソロジーが登場!約100年に及ぶ日本ミステリー史のあらゆる短編の中から、『このミス』が誇る読書のプロが選んだ十編の名作たちを、二分冊で刊行。第1弾にあたる本書「赤」には、ランキング第1位の「戻り川心中」(連城三紀彦)をはじめとする五編を収録。日本のミステリー文学を代表する名作短編が揃うアンソロジー第1弾!
【著者紹介】
連城三紀彦 : 1948年、名古屋市に生まれる。早稲田大学政治経済学部を卒業。78年、「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞を受賞しデビューを果たす。81年、「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞、84年、『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞、96年、『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2013年に死去、翌年に第18回ミステリー文学大賞特別賞を追贈された
江戸川乱歩 : 1894年、三重県に生まれる。早稲田大学政治経済学科卒業後、多くの職業遍歴を経て、1923年、『新青年』に「二銭銅貨」を発表してデビュー。ほどなく日本最初の探偵小説専業作家として地位を確立するが、怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。長編では『黒蜥蜴』、「少年探偵団」シリーズなどがよく知られている。探偵小説誌『宝石』の編集・経営に携わったり、新人作家の発掘にも力を注いだほか、日本探偵作家クラブの創立に尽力するなど、日本の探偵小説界に多大なる業績を残した
高木彬光 : 1920年、青森市に生まれる。京都帝国大学工学部卒。48年に江戸川乱歩の推薦による『刺青殺人事件』でデビュー。50年、『能面殺人事件』で第3回日本探偵作家クラブ賞を受賞。探偵・神津恭介のほか、検事・霧島三郎、弁護士・百谷泉一郎など、魅力的な探偵キャラクターの創造で知られる。推理小説だけでなく、時代小説、SF、小年向け小説なども執筆した。95年、死去
泡坂妻夫 : 1933年、東京都に生まれる。76年、「DL2号機事件」にて第1回幻影城新人賞佳作入選。家業の紋章上絵師を継ぐかたわら、小説を執筆する。78年、『乱れからくり』にて第31回日本推理作家協会賞を、88年、『折鶴』にて第16回泉鏡花文学賞を、90年に『蔭桔梗』にて第103回直木賞をそれぞれ受賞。奇術家としても高名で、69年に創作奇術で第2回石田天海賞を受賞し、みずからの本名を冠した厚川昌男賞を制定されている。2009年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やきいも さん
読了日:2015/09/16
yu さん
読了日:2016/04/10
HANA さん
読了日:2015/05/12
yucchi さん
読了日:2016/10/24
yumiko さん
読了日:2015/04/18
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人物・団体紹介
連城三紀彦
1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学
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