裏切りの関ヶ原 下 日経文芸文庫

近衛龍春

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532280529
ISBN 10 : 4532280524
フォーマット
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
297p;15

内容詳細

豊臣の世を守り抜こうとする石田三成としたたかに天下を窮う徳川家康の確執は、遂に天下分け目の戦に発展。松尾山に陣を張る小早川秀秋と大坂城で兵站を預かる増田長盛、2人の胸に去来した思いとは?戦後、天下人・家康のもとでそれぞれが最後に見た夢とは?

【著者紹介】
近衛龍春 : 1964年埼玉県生まれ。歴史時代小説家。大学卒業後、オートバイレースに打ち込む。通信会社勤務の後、フリーライターに転職する。その後、ベストセラーズより『時空の覇王』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • maito/まいと さん

    関ヶ原の戦いを、増田長盛と小早川秀秋の目線から描いていく、下巻ではいよいよ関ヶ原、二人の選択とその最期へと進んでいく。秀秋が(比較的早い段階から)東軍側、という近年の研究を展開に反映しており、これまでの関ヶ原(秀秋)とは異なった描写は、慣れないと違和感が(苦笑)それでも秀秋の好感度?は変わらないだろうなあ(涙)手段が目的化する、というのはこういう状態を言うのだろうか・・・上手く立ち回ったはずの長盛、切ない結末が待ち構えている(ちなみに息子は雄々しく闘っていった)己を振り返り、生き方を考えたくなる作品だ。

  • シン さん

    今まで読んだ中では、あまり描かれることがなかった小早川秀秋と増田長盛。特に小早川秀秋については、自分の考えを持って行動している印象を持ちました。実際はどうだったのでしょうか?

  • Henzen さん

    主人公は小早川秀秋と増田長盛。自分の考えはあるが、何をやっても裏目もしくは誤解される小早川、頭は回るが決断力のない増田、双方とも関ヶ原の帰趨に大きな影響があったが歴史上全く評価されませんね。歴史は勝者が書くものですが、不憫な気もしました。双方とも時代の中心にいながら流れを作るのではなく、流されたということなんでしょうかね。兵1万超、逆落とし等々の有利さはあるとはいえ戦自体はまずくない気はしますが、秀秋の領地での行政なんかは実際どうなんだか気になりました。

  • Ryuji さん

    ★★★☆☆小早川秀秋自身は最初から東軍に付くつもりであったが、自身が居た場所の流れと、また家康の命もあり旗幟を鮮明に出来なかったという設定。確かにこの本に書かれた三成から受けた恥辱を考えればそれもあるかなという感じがした。結局は裏切り者の汚名を晴らせずに逝ってしまうが・・・。もっと現実味があって面白かったのは増田長盛。自身の為に二股をかけるが、結局はそれがあだになってしまった。関ヶ原後も命は助けられるが所領は没収、他家へお預けの身となり細々と生きていくだけ。死んで名を残すことすら出来なかった。

  • しょん さん

    小早川秀秋、増田長盛自身に焦点を当てていて読み応えがあった。 小早川秀秋の佐和山城攻め、大坂の陣においての増田長盛の自刃などマイナーだが気になる所に触れており満足。

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近衛龍春

1964年埼玉県生まれ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。その後、通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』シリーズで作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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