遊牧夫婦 はじまりの日々 角川文庫

近藤雄生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044001797
ISBN 10 : 4044001790
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

「旅の中を生き続けたい。そう思い、結婚直後に仕事はないまま、ぼくらは二人で旅に出た。」ライターを志す20代の「ぼく」は、日本での新婚生活を経験せずに、妻モトコとあてのない旅に出た。思いもつかない二人の「夫婦」と「旅」の形とは? オーストラリアでの半年間のイルカのボランティア、アマガエル色のバンで果てしないドライブ、独立2周年の東ティモール、インドネシア……。5年に及んだ夫婦の旅の1年目の記録。
【目次】
0 プロローグ
 旅の始まり、そして、オーストラリアの西端へ
1 旅立ちの前
2 シドニーのストーカー
3 イルカの来る町
4 家探し
5 実感なき結婚の日々
6 Uさんの死
7 ジンバブエから来たボランティア
 北へ
8 アマガエル色のバン
9 バンバリーでの最後の朝
10 時速八〇キロの果てしないドライブ
11 独立国「ハットリバー公国」
12 ネズミ、バッタ、サイクロン
13 ダーウィン到着
14 日本人捕虜暴動事件


【著者紹介】
近藤雄生 : 1976年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2003年、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、5年にわたって旅・定住を繰り返しながら、月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国。京都造形芸術大学/大谷大学非常勤講師、理系ライターグループ「チーム・パスカル」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • myunclek さん

    世界放浪の夫婦旅。簡単には出来ないことだけど、若かりし頃には憧れたものでした。先ずは英会話をと思うのですが、何度も挫折の繰り返し。結局は、飛び出す勇気の無さの言い訳でしか無かったのでしょう。

  • 岡本匠 さん

    旅とは何か?どこまで行けば旅なのか?遠く遠く、何処までも行くことが旅なのか?確かに、遠くへ行くことは、勇気も資力もいることだけれど、行ってみなければ旅は始まらない。とりあえず行ってみたということ。そして、この本は、遠くまで行く途中の本。途中、それでも遠いけれど、旅はまだまだ続く、次の本へと。

  • てくてく さん

    旅に持参してとぎれとぎれに読んだ。旅へのあこがれ、自分のこれからについての試行錯誤、そういったあたりの若さは確かに魅力的に思われたが、読みづらかった。

  • バーベナ さん

    乱暴な言い方ですが、新婚旅行が世界旅行。旅をしながらライターとして生きる方法を模索する夫と、イルカのボランティアにウキウキする妻。生き方への迷いのようなものが、伝わってきてこの先彼らはどういう選択をするのかな、と気になる。

  • 蜜柑 さん

    選書で選んでいただいた一冊。夫婦で世界を旅するシリーズ第一弾。オーストラリア縦走話はすごい。

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