がん放置療法のすすめ 患者150人の証言 文春新書

近藤誠 (医師)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166608577
ISBN 10 : 4166608576
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
212p 18cm

内容詳細

ほとんどの人は癌を見つけたらすぐに治療を始めるが、著者は慌てて治療を始める不利益を説く。放置しても癌が転移せず、大きくもならない人が多数いるからだ。放置している患者さんたちの証言は、従来の「たちまち増大し転移する」という癌のイメージを覆す。

目次 : 1章 前立腺がん/ 2章 子宮頚がん/ 3章 乳がん/ 4章 肺がん/ 5章 胃がん/ 6章 腎がん/ 7章 膀胱がん/ 終章 がん放置の哲学

【著者紹介】
近藤誠 (医師) : 1948年生まれ。73年、慶應義塾大学医学部卒業。同年、同大学医学部放射線科入局。79〜80年、米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師。がんの放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。患者本位の治療を実現するために、医療の情報公開を積極的にすすめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佳音 さん

    うーん。ケースバイケース? 「なにがなんでも」式は、極論ととらえられるおそれがあるのでは?

  • 団塊シニア さん

    本書は放置しても癌が転移せず、大きくならない人が多数おり、放置している患者さん150人の証言は従来の癌のイメージを覆すものです。

  • チョコモカ さん

    以前より興味があり、読んで見たら…最先端のはずの日本の医療の現実を知ってしまったような…がんは切るのが当たり前と言うのは日本だけ…情報がこれだけオープンのはずなのに海外の治療の主流に関しては鎖国状態なのか〜知らなかったでは済まされません〜!学び考え自ら治療を選べるような患者になりたい。

  • simasima さん

    タイトルや帯になんとなく胡散臭さを感じて警戒していたんですが、女性なら検診などで馴染みのある子宮頸がん・乳がん、男性なら前立腺がんについて読むだけで、知っていて損はない、いや、むしろ知っておかなきゃまずいんじゃないかっていう情報が得られました。本書でとりわけ強調されるのはすぐに治療に飛びつくことの危険性でありますが、ネットで検索すると本書に対する反論も少なからずあることがわかります。複数の情報に触れ、最終的には自分で見極めていくことが必要だなぁと改めてしみじみ。とはいえ「がんもどき」にはなるほど〜!

  • fuku66 さん

    癌に対する見方が変わりました。癌は戦うものではなく、癌と共存していくのが正しい対処ではないかと思いました。

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近藤誠 (医師)

1948年10月24日生まれ。2022年8月13日逝去。1973年慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局。79〜80年、アメリカへ留学。83年から同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用や、拡大手術などがん治療の問題を率直に指摘し、医療

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