21世紀によむ日本の古典 16 近松門左衛門集

近松門左衛門

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591071410
ISBN 10 : 4591071413
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,213p

内容詳細

古典文学入門書の決定版。原典の香りをそこなうことなく、第一線で活躍中の作家・研究者がやさしい現代語に訳した。古典の世界への道しるべとなるシリーズ。本巻は近松門左衛門の人形浄瑠璃の脚本を4編収録。

【著者紹介】
西本鶏介 : 1934年、奈良県生まれ。国学院大学日本文学科卒業。昭和女子大学文学部教授。作家、評論家

諏訪春雄 : 1934年、新潟県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。学習院大学文学部教授。歌舞伎・浄瑠璃研究の一方で、アジア圏を中心とした民俗・芸能の研究も幅広くおこなっている

宮本能成 : 1943年、茨城県生まれ。東京芸術大学日本画科卒業。個展での発表など、日本画の創作を意欲的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 山更幽 さん

    近松門左衛門の古典作品を平易な現代語訳で読ませてくれる。日本がなのか、近松がなのか、ウケがよかったからなのか、一種の美学なのか。手を変え品を変え、情死心中殉死エピソードが入ってくる。己の死でもって理想に殉ずる姿は、高潔であるが、その色調は悲哀をおびる。それが人の胸をうつ……って感じなのかねえ。まあでもそれだけではなく、筋が練れていて飽きさせないし、面白かったッス。江戸時代人め。子供が借りてきたら説明してから読ませたい。

  • コモヒ さん

    子供が読む用に書き直されているので、とても読みやすかった。言葉の注釈や漢字のルビも正直助かった(笑)。でも内容はえげつなかったり、二転三転して全然先が読めなかったり、何の教訓も無い、わかりやすい勧善懲悪な訳でも無く、とても面白かった。身分や立場のために、家族の命を色々アレしたり、正直に名乗り出る事ができなかったり、時代って恐ろしいな・・。そこまでして守りたいものって何なのだ。あとがきにも書かれてたけど、「情」はいつの時代にも。そしてそれはやっぱり観る人・読む人を惹きつけるのやな。

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人物・団体紹介

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近松門左衛門

1653〜1724。江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎の作者。武士や貴族を描いた「時代物」と町人たちの生活を描いた「世話物」があり、合わせて100以上の人形浄瑠璃を残した。中でも『曽根崎心中』は近松の世話物の代表作である。文楽として現代でも繰り返し上演され、歌舞伎の演目としても愛され続けている。享年72

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