かがみの孤城 下 ポプラキミノベル

辻村深月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591173176
ISBN 10 : 4591173178
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
334p;18

内容詳細

家に閉じこもっていた“こころ”は、部屋の鏡の向こう側にあるお城に通うようになる。そこで出会ったのは、どこか似ている子どもたち。「この子たちとなら助けあえる!」しかし、みんなと親しくなる一方で、城の終わりの日が刻々と近づいてくる。どんな願いもかなうという鍵はどこに?誰が見つけるのか?涙が止まらない、勇気と感動の物語!小学校中学年から。

【著者紹介】
辻村深月 : 1980年生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞

村山竜大 : ゲーム関連を中心にキャラクターやモンスターのデザインやイラストを手掛ける。参加作品として「天穂のサクナヒメ」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 半熟タマゴ さん

    学校で皆と会えなかった理由は予想通りだったけれど、『オオカミ』がそっちの方だったとは…。どうしてこころ達7人が選ばれたのか、オオカミさまの正体、全ての謎が明かされ繋がった結末にジーンときました。

  • Lemon さん

    下巻は一気読み。後半の伏線回収、展開は圧巻で、多分何度読んでも心が震えるだろう。最後マサムネに対してのスバルの決意の言葉に泣けた。 子供たちへのあとがきもとても良かった。

  • 🦄ゆにこーん🦄 さん

    すごかった。

  • きゅうくつ さん

    仕事の休憩時間に上巻を読み始め、翌日朝には下巻も読了。私の前に読んでいた息子(もうすぐ中学生)がすごいスピードで読み終わっていたのを見たその時は、「もう全部読んだの?はやすぎん?ちゃんと読んだん?」と疑ったけれど、なるほど納得の一気読み。子どもたちに向けて書かれたあとがきがまた良かった。久しぶりに、というか、私にはとても珍しいことなのだが、本を読んで涙が出た。

  • あおいたくと@灯れ松明の火 さん

    あれよあれよと読み終わってた。上巻の途中から再開したはずなのに、日付変わって深夜に読了。アニメ映画を観た後だったけれど、いろんなヒリヒリするような場面が目に浮かぶような描写の数々。ただ、一度映像で追っていたおかげなのか、どんどん読み進められる。映画のラストは、怒涛の展開の向こう側ですーっと終わっていくような心地になっていた。でも、文章で読んでいると、ラストの答え合わせがより重たく、それでいて澄んでいることが歯がゆい。それだけあの子が純粋だったんだろうなとか考えてしまった。読み返せないけど心に刻まれるお話。

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