岩佐又兵衛 浮世絵をつくった男の謎 文春新書

辻惟雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606290
ISBN 10 : 4166606298
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

数奇な生涯を絵筆に託し、血腥く華麗なる画を遺した画家・岩佐又兵衛の劇的人生。『日本美術の歴史』の著者が心血を注いだ、図版70点、全ページカラーの豪華絢爛江戸絵巻。

【著者紹介】
辻惟雄 : 1932(昭和7)年、愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程中退(美術史専攻)。東京大学文学部教授、千葉市美術館館長、多摩美術大学学長などを歴任。現在、東京大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    日本の「ゲルニカ」ともよばれる「大坂夏の陣図屏風」の作者であるとされる岩佐又兵衛。 戦国大名、荒木村重(信長に反旗し当人は逃亡、残された一族は誅滅)の生き残った息子という出自は シニカルを筆先に乗せる。こと残酷な描写は戦国を生き抜いた者の、人体に対する即物さと 対極の派手好みやフェチズムに強い注力を感じつつ。若冲、蕭白、暁斎に連なる癖のある絵師の先達的 印象。

  • Makoto Yamamoto さん

    「奇想の系譜」に続いて辻惟雄二冊目。 今回は岩佐又兵衛に絞られていた。 江戸初期にこれほどの画家いたとは驚いた。 著者によれば浮世絵の創始者菱川師宣にも影響を与えたとか。 個人的には表紙の山中常盤御膳絵巻より舟木屏風の洛中洛外図の方が好み。 新書版サイズの写真は小さいので虫メガネを使いながら必死だった。

  • はちてん さん

    出光美術館で又兵衛の業平と源氏などが展示されているので、見に行く前に再読。又兵衛の描く『顎』が気になる気になる。 この本では陰惨な又兵衛が多く取り上げられている>山中常盤など

  • ponkichitaro1 さん

    (再読)山中常磐絵巻に衝撃を受けて、美術館で購入。予備知識が全くなかったので、えええっ😱あの荒木村重の、だしの、乳母に助け出された息子ー‼️(←脳内で大河ドラマ「黒田官兵衛」を再生) と、大変驚いた記憶があります。

  • こぽぞう☆ さん

    岩佐又兵衛が、荒木村重の息子というのは知ってた。荒木村重については大河の脇役(黒田官兵衛かな?)でだいたい知ってた。しかし、岩佐又兵衛の絵となると体系的に知っているとは言い難く、一昨年他の絵目的で行ったMOA美術館で「山中常磐」観た時も漫然と見てしまった。今は「山中常磐」よりも岩佐又兵衛版「洛中洛外図屏風」観てみたい。この本では、岩佐又兵衛の生涯と、岩佐又兵衛のもの?と疑われている作品について、著者の立場で真偽を述べている。図版はオールカラー。

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辻惟雄

1932年愛知県生まれ。美術史家。東京大学大学院博士課程中退。東京大学・多摩美術大学名誉教授。MIHO MUSEUM顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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