大江戸「町」物語 宝島社文庫

辻堂魁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800218636
ISBN 10 : 4800218632
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
351p;16

内容詳細

武士の意地と家族の情が交錯する坂の町・湯島、無頼の徒が駆け抜ける無法地帯・内藤新宿、「命のたれ」が香る路地・浅草……。
小杉健治、辻堂魁、中谷航太郎、倉阪鬼一郎、早見俊の人気作家五人が、魅力溢れる江戸の町と人が織り成す珠玉の物語を描きます。
すべて新作書き下ろしで、「この時代小説がすごい!」編集部が太鼓判を押す、時代小説アンソロジーです。


【著者紹介】
小杉健治 : 1947年、東京都生まれ。87年、『絆』で第41回日本推理作家協会賞長編部門受賞。90年、『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞受賞

辻堂魁 : 1948年、高知県生まれ。迫真の剣戟と江戸情緒あふれる人の絆を描き、人気を博す

中谷航太郎 : 1957年、広島県生まれ。作家、写真家

倉阪鬼一郎 : 1960年、三重県生まれ。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する

早見俊 : 1961年、岐阜県生まれ。三浦誠衛流居合道二段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • とし さん

    大江戸「町」物語。5人の作家さんによる江戸の5つの町を題材にした5つの短編、、初読の作家さんもありましたが、短編なので軽妙でユーモアもあり、殺人事件もあるが、おどろおどろとした感が無く面白く読むことができました。

  • izw さん

    5人の作家による書きおろし短編時代小説のアンソロジー。八丁堀の同心屋敷に住み込んだ長太、首切りを生業とする龍玄、力士のような小蝶丸、俳諧師桜村、槍の大道芸で生計を立てている宗之助という個性的な登場人物を中心に丁寧に描写されていて、どの作品も気持ちよく読める。時代小説はシリーズもので巻を重ね、マンネリ化しがちだが、読み切りとして書きおろされた短編は、独自の世界を簡潔に作り上げられている。

  • mikipon さん

    5人の作家による、江戸の5つの街を舞台にした短編集。町の地図がついていて、それもまた興味深い。初読の作家さんが4人でしたが、一番好きだったのは、倉阪鬼一郎さんの「香り路地」。物悲しく切ない幽霊譚であまり読んだことのない雰囲気でした。

  • だいしょう@SR推進委員会 さん

    気になる時代小説の作家さんのアンソロジィーです。目当ては辻堂さんと倉阪さん。辻堂さんはいかにもらしい作品で、読んでいると背筋が伸びます。倉阪さんは、本来の作風に近い味付けですが、個人的にはちょっとノレなかった。気にいったのは、中谷さん。なんとも楽しい言葉のやりとりに吹き出したことも。修羅場なんですけどね。いろいろな魅力をもった作家さんの作品に面白い時間をいただきました。

  • トールパパ さん

    それぞれの作家の味があり、趣が違うのがアンソロジーの面白さ。介錯人別所龍玄始末が一番好き。八丁堀の刃、香り路地も面白かった。香り路地は御一新後の明治を舞台にしても合いそう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品