愛のあとにくるもの 幻冬舎文庫

辻仁成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344413450
ISBN 10 : 4344413458
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
辻仁成 ,  
追加情報
:
16cm,226p

商品説明

「変わらない愛って、信じますか?」小説家を目指す潤吾は、失恋の痛手のなか、韓国からの留学生・崔紅と出会いそう問われる。そこから始まる狂おしい愛の生活—。やがて二人は、小さな行き違いで決別するが、七年後の再会で愛が蘇り…。韓国人気作家・孔枝泳(コン・ジヨン)とのコラボレーションで放つ渾身の恋愛長編小説。

内容詳細

「変わらない愛って、信じますか?」小説家を目指す潤吾は、失恋の痛手のなか、韓国からの留学生・崔紅と出会いそう問われる。そこから始まる狂おしい愛の生活―。やがて二人は、小さな行き違いで決別するが、七年後の再会で愛が蘇り…。韓国人気作家・孔枝泳(コン・ジヨン)とのコラボレーションで放つ渾身の恋愛長編小説。

【著者紹介】
辻仁成 : 1959年東京都生まれ。89年「ピアニシモ」ですばる文学賞を受賞。以後、作家、詩人、音楽家、映画監督と、幅広いジャンルで活躍。97年「海峡の光」で第一一六回芥川賞、99年『白仏』のフランス語翻訳本『ル・ブッダ・ブラン』で仏フェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。パリ在住。現在は日仏を往復しながら執筆活動に取り組んでいる。小説、詩集、エッセイ集、写真集など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sakap1173 さん

    「サヨナライツカ」を読了したので、辻さんの作品を。 日本人の彼と韓国人の彼女の若くて無敵な恋の終焉と7年越しの邂逅のおはなし。  辻さんらしく切なくて、でも希望に満ちた作品でした。

  • きんばら いつき さん

    異国での孤独の深さ、背景が違う者との理解の難しさといったところが深く描かれているのはいい。個人的には紅が消えたあと、カンナの存在がいかに潤吾の支えになっていたかという描写が心に刺さった。恋人でもないが、仕事でも私生活でも最も身近にいた異性。しかも、自分の辛いときに寄り添ってくれて、自分の夢の道筋をつけてくれた人・・・。カンナを拒絶した際、「この人をこんな目にあわせる権利など僕にはない」という心情は、いかに目の前の女性が複雑で重要な存在かを表しているのではないか。男と女は「恋愛」だけでは割り切れない

  • まゆこ* さん

    理解すること、、その人と同じ立場にたって、同じ目線で物事をみないと理解なんてできるはずがない。日本と韓国には大きな壁があるけれど、それを具体的に大きな視点で描いてはいないけれど一番身近な問題として考えさせられるような内容でした。言葉にすることの強さと弱さ。理解することとは。

  • sssakura さん

    薦められて読んでみたら、切なくて、でも清々しくて、とっても良かったです。尹東柱さんの詩ももっと読んでみたくなりました。最後が特に好き。運転手さんと一緒でビックリしましたが。私も誰かに薦めよう♪

  • 夢子 さん

    韓国の女性と、日本の男性の恋愛。お互いの誤解を解くのに7年かかっても2人の結ばれるのか?韓国の作家コンジュンとのコラボレーションなのにコンさんの方は絶版になっていて、探さないと読めないし、結末もわかりません。

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