右岸

辻仁成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087712346
ISBN 10 : 4087712346
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
辻仁成 ,  
追加情報
:
20cm,522p

内容詳細

福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九。不思議な力を授かりながら、人を救うことができず苦しむ九。放浪の後、パリで最愛の女性に出会うが、いつも心の片隅には茉莉がいて…。江國香織との競作ふたたび、愛の大長篇。

【著者紹介】
辻仁成 : 1959年東京都生まれ。89年『ピアニシモ』ですばる文学賞を受賞。以後、作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と、幅広いジャンルで活躍。97年『海峡の光』で芥川賞、99年『白仏』のフランス語翻訳版「Le Bouddha blanc」でフランスのフェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。現在は拠点をフランスに置き、創作活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • さおり さん

    長かった(2回目)。読む順番はこれで良かったと思う。「普通の猫?」が何のことかわかったし。やけど、そんな些細なリンクを楽しむことでは満たされないわな。あっち岸を「愛に生きる女の話」だとするなら、こっち岸は「交尾と死と浮遊に翻弄される男の話」。私は読んで良かったけど、誰にもおすすめはしません。どうしても納得できないのは、九が全然イケメンじゃないこと。順正は竹野内豊だったのに!もしも実写化するなら、九は燃堂力@斉木楠雄。たぶん激似。容姿の描写が細かいので妄想に逃げることさえできず、そこはマジで辛かったです。

  • さよちゃん さん

    図書館本。江國香織さんの「左岸」に対しての違う角度からの初作家さんである辻仁成さんの「右岸」「左岸」を読んで「謎」な部分が沢山ありながらも、静かな感動のまま、自分の中で完結しておこう‥と思ってたけど、改めて2つの作品が一つになって知りたかった事が分かったので良かった‥けど、ちょっと長かったかなぁ‥(^-^; 惣ちゃんの悪戯‥なるほど‥ニクいですね〜。

  • くれよん さん

    「右岸」からの読了。長い!辻仁成氏は初読み。やはり男性の作家さんならではの描写だったが面白かった。九もまた茉莉と同様に波乱に満ちた人生だった。特殊能力を持ち、周りから持て囃され人生を狂わされる事を思うと普通が一番幸せなのかも。

  • それいゆ さん

    「冷静と情熱のあいだ」のイメージが強かっただけに、スプーンが曲がったり、空中浮遊したり、未来を予知したり、霊が出てきたりという設定には付いていけなかったです。福岡、沖縄、パリ、東京、そして全国各地へと話が展開していく波瀾万丈の物語は面白かったのですが、日本に帰ってからの話は長く感じました。読み進めるうちに百田尚樹の「錨を上げよ」の展開とよく似ている感じがしてきました。そのうちに、これは「フォレストガンプ」とも似ているな〜という感じもしてきました。「左岸」を読めば、また違った読後感になるのでしょうか?

  • KEI さん

    図書館本。長かった。「冷静と情熱のあいだ」の辻仁成さんが一人の男性の半生、50年を描いた作品。非常に読みやすく、主人公・九はじめ、登場人物が話す九州弁も耳に心地よかった。だけど、本人にとっては波瀾万丈、悲劇の積み重ねと思うかもしれないが、こちらからみたら喜劇にしか見えない。失笑というか、苦笑しか浮かばない。「ドン・キホーテ」を思い浮かべてしまった。せっかくの江國香織さんとのコンビだったのだから、切ないちゃんとした恋愛小説が読みたかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品