スープ日乗 鎌倉スープ教室全語録

辰巳芳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163904214
ISBN 10 : 4163904212
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
205p;22

内容詳細

応募殺到で募集をやめたスープ教室がある。鎌倉の自宅で1年間、食から生きる本質を問う。91歳「台所の哲学者」名講義を生収録。

【著者紹介】
辰巳芳子 : 1924年、東京都生まれ。料理家・随筆家。聖心女子学院卒業後、料理研究家の草分け的存在であった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ。父の介護経験からスープに着目し、鎌倉市の自宅などで「スープの会」を主宰。メディアを通じて料理を紹介する一方、東西の食文化の歴史、地球環境にも関心を抱き、食の大切さについて積極的に発信している。NPO法人「良い食材を伝える会」会長、「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よこたん さん

    “料理ってね、感性をみがく一瞬の勝負を三六五日、一日に三回やるということなの。さぼらないで、一回ごとにやるべきことをやる人になってください。そうすると五感が発達する。” スープ教室の講義録。ライブ感がすごくて、思わず緊張。寝転がって読んでたら、本の中からぴしりと叱り声が飛んできそう。調理過程の写真には(何時何分)の記録付きでまさに講義。材料を炒めるのに使う油は、オリーブ油のみ。スープ、ポタージュ、けんちん汁さえも。素材の旨み栄養を余すことなく引き出し活かす事への妥協のなさが、身体に優しいスープを生み出す。

  • fwhd8325 さん

    数年前に、辰巳さんのドキュメンタリーで、スープへの想いを見たのですが、それは衝撃でした。角度を変えれば、料理に対する強いこだわりに見えるのでしょうが、よくよく考えれば、それは、素材、道具、食べる人への作り手の気持ちに過ぎないんだと。この書は、語りを活字に起こしているから、ある意味わかりやすく、そこに自分自身がいるように感じることができます。不足しているかなと思っても、作り方の手順が写真で掲載されているので、とてもわかりやすい。

  • おさかな さん

    部屋を片付けていたら発掘されたので再読。私は完全な読み物として読んでいますが、スープの作り方の講義録です。先生はお茶やお花や"お稽古ごと"の先生、いや、師匠のような、対面したらちょっと緊張しちゃう感じの人かな。丁寧に、手をかけコストをかけて作るスープはとても贅沢な味わいなのだろうなあ。日乗(調べて初めて日記という意味だと知った、この言葉も聞かなくなりましたねと本のなかで先生は仰っていた)と名前についた本だけれど、私の日常とはかけ離れた丁寧な時間が流れていて、むしろ現実逃避がはかどる本だ。

  • 雪狼 さん

    本当の贅沢とは何か?読んでいる間中私に問いかけてくる本でした。でも本当にこんなふうにスープが作れたらいいんですよね。本当に…図書館本。

  • ちび独 さん

    料理の本。レシピもちゃんと載っている。スープといってもけんちん汁もあるので、ポタージュとかコンソメだけではない。何に拘って料理を作っているか、がポイントでしょう。その辺が料理サイトとはちょっと違う。道具や材料もオフィシャルサイトから購入(いいものだから安くはありませんが)できるようなので、華道、茶道、舞踊のようなシステムになっている? 料理にかかった時間が書いてあるのでわかるが、ささっとできるものではない。しかし、「頭を使って時間を節約することも考えて」、とも言っているのでなかなか奥が深い。

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辰巳芳子

料理研究家、エッセイスト。1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へ提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこ

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