人生の四苦八苦

車谷長吉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403211041
ISBN 10 : 4403211046
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
20cm,307p

内容詳細

詩や小説を書くことは、救済の装置であると同時に一つの悪である…。私小説の鬼が、自らの人生、車谷文学の秘密、強迫性障碍を赤裸々に語る。「世界一周恐怖航海記」の顛末や最新エッセイも収録。

【著者紹介】
車谷長吉 : 昭和20年、兵庫県飾麿市(現・姫路市)生まれ。慶応義塾大学文学部独文科卒業。広告代理店、総会屋下働き、下足番、料理人などを経て、平成4年に上板した初作品集『鹽壷の匙』で藝術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。平成9年に『漂流物』で平林たい子文学賞、平成10年に『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、平成13年に「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄) さん

    小説は虚実の両輪があって初めて成り立つのです。 言い切る清々しさあっぱれ! 半生はなんだかな〜。 他者からの承認欲求異様に強いよねこの人。

  • すーぱーじゅげむ さん

    この作家に興味があって、図書館でなんとなく手に取りました。月に一回警官が家に来て「脅迫電話や手紙は来ていませんか」と聞いてくる、というのが面白かったです。「車谷を殺したいと言っている人リスト」を警察が見せてきて「やっぱりなー」という反応も面白いです。大雑把な警備だなぁ。次は小説に行ってみたいと思います。

  • グラスホッパー さん

    久しぶりに読んだ、車谷長吉。世界一周旅行をしたあたりから、マイルドになったようだ。それにしても強烈な人生だ。

  • ウメ さん

    小説とは嘘を書くもの。実点ではなく虚点を書くもの。上手に嘘をつく能力がなければ小説家にはなれない。納得。車谷氏の鋭さや観察眼はこの虚点の産物なのだなぁ。それにしても車谷氏の人柄がよう伝わるエッセイだ。

  • サカナ さん

    文学とは、現実と虚構の間にあるもので、決まる。そうだと思った。 文学を、文学たらしめている何かをキャッチするセンスは、私にはまだないようだ。 しかし勉強になった。 あと、人間の愚かさについては、際限がないということも、です。

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人物・団体紹介

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車谷長吉

1945(昭和20)年、兵庫県飾磨市(現・姫路市飾磨区)生まれ。作家。慶應義塾大学文学部卒業。72年、「なんまんだあ絵」でデビュー。以後、私小説を書き継ぐ。93年、初の単行本『鹽壺の匙』を上梓し、芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。98年、『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、2000年、「武蔵

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