春画で学ぶ江戸かな入門

車浮代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344030862
ISBN 10 : 4344030869
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;21

内容詳細

書入れがわかれば春画鑑賞の楽しみ倍増!北斎、歌麿、國芳らの人気作でくずし字を読む楽しさが味わえる。読みたい気持ちがわいてくる、くずし字学習決定版。

目次 : 入門編 春画が読める八文字呪文(そもそも春画とはなんぞや/ 基本の八文字呪文「裸にわ毛擦れ」 ほか)/ 初級編 つづけ字を読んでみよう(勝川春潮『好色図会十二候』を読んでみよう/ 鳥居清長『色道十二番』を読んでみよう)/ 箸休め 『十六夢左支』を読んでみよう(「さし」尽くしの十六むさし)/ 中級編 あの名作春画を読んでみよう(喜多川歌麿『願ひの糸ぐち』(第五図/ 第七図)/ 葛飾北斎『喜能会之故真通』(第一冊第一図/ 第三冊第三図) ほか)/ 上級編 物語を読んでみよう(歌川豊國『絵本開中鏡』)

【著者紹介】
車浮代 : 時代小説家。浮世絵研究家。大阪芸術大学デザイン学科卒業。セイコーエプソン(株)のグラフィックデザイナーを経て、映画監督・新藤兼人氏に師事し、シナリオを学ぶ。現在は作家のいつか氏に師事。浮世絵展の監修、江戸文化に関する講演、企業のアドバイザーなど幅広く手がける。国際浮世絵学会会員

吉田豊 : 古文書研究家。1933年福島県生まれ。55年國學院大學卒業。陸上自衛隊、東京海上火災保険(株)勤務。この間江戸文芸の研究を趣味とし、林美一氏に師事。早稲田大学エクステンションセンター、文京学院大学生涯学習センターなどで講師を務める。生涯学習1級インストラクター(古文書)。2003年瑞宝小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • めえめえ さん

    去年行った春画展は大盛況でした。でもインパクトのある絵に圧倒されて書いてある文章までは目が届かず。もちろん江戸かなは読めませんし…なりほど〜春画は文と一体化なのですね。 かなを読めればもっと春画を楽しむことが出来るという事です。

  • うぃ さん

    3.5 最近春画に興味がわき、書き文字を原文でそのまま読んでみたかったので、まさにポイントを突く1冊。楽しく読めた。良書。

  • skr-shower さん

    春画展を見に行きましたが、エロチックではなかった。でも英語だって、ネットだって、使えるようになるには、こういう方面からのアプローチが有効なんですよね。借りた本なので、覚えるには買わなければならない?

  • まめはち さん

    二十歳の学生の頃に初めて春画を目にし、絵はともかくとして、その詞書を読めるようになりたくて、他専攻のくずし字の講座を受講した。読んだのは春画ではなく、訴訟状とか固い文章ばかり。おかげで江戸時代のかな文字はだいたい読めるようになったけれど、あれから20数年。本書のようなそのものずばりの本が出版されるような時代になり感無量。読めたところで大した内容ではないと言う人もいるけれど、まるで歌舞伎を見るような、男女の性を楽しむ生き生きとした言葉の応酬を多くのかたに味わってほしいものです。

  • kaz さん

    春画で習得できるほど江戸かな文字は甘くないと思うが、確かにピンときやすいかもしれない。掲載されている図版はたの書籍でもよく見かけるものが多いように思う。葛飾応為の絵の男女の表情は、さすが北斎のそれによく似ている。尤も、北斎の作品として伝えられている艶本が、専門家の研究によって応為の絵と渓斎英泉の詞書による合作だという説が有力になったということなので、実際にどちらが描いたのかはよくわからないが。

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