二度めの夏、二度と会えない君 ガガガ文庫

赤城大空

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094515329
ISBN 10 : 4094515321
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
327p;15

内容詳細

突如転校してきた森山燐は不治の病を患っていた。俺は彼女と共に、ライブを演り、最高の時間を共に過ごし…そして、燐は死んだ。俺に残されたのは、取り返しのつかない、たったひとつの後悔―決して伝えてはいけなかった言葉。俺があんなことを言いさえしなければ、きっと、燐は最後まで笑顔でいられたのに…。―二度めの夏。タイムリープ。俺はもう一度燐と出会う。あの眩しい笑顔に再び。ひと夏がくれた、この奇跡のなかで、俺は自分に嘘をつこう。彼女の短い一生が、ずっと笑顔でありますように…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    物語の趣向に対して展開が広がりを見せるどころか閉ざされてしまっているのが独特の切ない味わいを生み出している。見方を変えれば主人公は一人相撲をしているだけにも思えるのが甘酸っぱい。なかなかの青春小説。文章が読みやすくイラストが合っていてライトノベルとして堪能。欲を言えば夏に刊行されるとなお良かった。ガガガ文庫は単発で思い出したようにこういう良作出してくるなあ。

  • いーたん さん

    青春×ファンタジーものでした。ストーリーも良かったです。読めば読むほど続きが気になりました。本当に良かったですが、実はこのような物語を読むときって、ほぼ絶対に主人公に同化というか感情移入して読むのですが、今回、智にあまり感情移入できませんでした。この作者の作品は今回が初めてだったからなので、作者×自分の相性が良いのか悪いのか?それとも智×自分の相性が良いのか悪いのか?物語としての読後感は心地良いのに、違和感も感じている。不思議な感じです。時間をおいて、再読しようと思います。

  • T.Y. さん

    バンドを結成し、文化祭でライブを行い…森山燐という少女は一夏を駆け抜けて、病で死んだ。ずっと彼女の隣にいた篠原智は半年前にタイムスリップしてしまう。伝えるべきでなかった想いを今度は最後まで伏せ、燐が笑って逝けるようにしようと決意して…。終盤まで歴史を変えるのでなく一週目のなぞりを目的としながら要所では緊張感を持って見せ、不思議と変わらない歴史の中で心情だけはズレていく描写もお見事。お互いに言えないこと、それゆえに分かる想い、恋愛の対称性と非対称性の間がここにある。最後も切なくも爽やかで泣いた。秀作。

  • よっち さん

    転校生・森山燐と意気投合し、念願だった文化祭でのバンド演奏を成功させながら、亡くなる間際の彼女に告白した結果すれ違ったまま失った智。そんな後悔から引きこもってしまった彼が、彼女と出会いからやり直す機会を得る物語。彼女との別れで再び後悔しないため、やり直す日々で奔走する智でしたが、それはやはり燐を大切に思う気持ちがあったからですよね。そう遠くない別れを予感しながらも精一杯生きようとする燐と、そんな彼女の思いをきちんと受け止めて、悲しみを乗り越えて再び歩き出そうとする智の二人を描いた素晴らしい青春小説でした。

  • Yobata さん

    バンドがやりたいと転校してきた森山燐に惚れていた智は、バンドを組み、文化祭に目標だった演奏を成功を成功させるも燐は元々病に罹っており亡くなってしまう。別れ際に伝えてはいけないことを言ってしまい後悔に暮れていた智にタイムリープの奇跡が起こり二度目の夏が訪れる。今度こそ笑顔で別れられるように…。これがあの…下セカのペロペロ山根が書いただと…wゴーストライターでしょw発売前からまさかとは思ってたけど本当綺麗な純粋な恋愛青春ものだったぜw一緒にバンドをし惹かれていた少女が亡くなる際で自身の気持ちを伝えるも→

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赤城大空

ラノベ作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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