黄泉のくに 日本の物語絵本

谷真介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591078914
ISBN 10 : 4591078914
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25×26cm,41p

内容詳細

死者の国へ行ったイザナミノミコトを迎えに、イザナギノミコトは暗く、冷たい地の底へと下っていったが…。日本の代表的な神話「古事記」の中の生と死の物語を、味わいのある文章とイラストで絵本化。

【著者紹介】
谷真介 : 1935年、東京に生まれる。中央大学中退後編集者を経て、創作活動に入る。児童文学の作品に『台風の島に生きる―石垣島の先覚者岩崎卓爾の生涯』(児童福祉文化奨励賞他)、『絵本行事むかしむかし』全13巻(巌谷小波文芸賞)、創作・絵本多数

赤坂三好 : 1937年、東京に生まれる。’73’75年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞。作品に『かまくら』(小学館絵画賞)他多数

西本鶏介 : 昭和女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あおい さん

    4年生の読み聞かせに使用。古事記のイザナギ・イザナミの話。タイトルで「怖そう」という声があがる中みんな真剣にきいてくれました。同じ古事記のエピソードでは因幡の白兎、八岐大蛇はみんな知っていました。クシナダが・・・と言う声はたぶんゲームね。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    古事記。イザナギとイザナミのおはなし。日本神話の中では人気がありますね。西本鶏介さんがあとがきに書かれていましたが、桃の実を投げて助かるのは、世界の神話に共通のモチーフで、『三枚のお札』などの呪術逃走譚に受け継がれているそうです。庶民のなかで創られた民話は、神話の影響をうけているのかもしれませんね。

  • 魚京童! さん

    3枚のお札にも繋がるよね。醜いっていって逃げてきたけど、どうなんだろうね。そこに愛があったのだろうか。見た目だけなのだろうか?生きるとは他者を喰うこと、死ぬとは他者に喰われること。世界は輪廻だ。回らなければ、朽ちる。経済と同じだ。動き続けなければならない。宇宙は恒星の周りを惑星が戸惑ってる。留まることを知らない星々がきらめいている。地上の楽園は即ち、とどまること。赤の女王が言うには、とどまれる速度で走っていること。私は先に進むだけの速度が出せない。だから止まっているように見える。だけかもしれない。もっと頑

  • つき さん

    「古事記」の『黄泉の国』が、とってもわかりやすい絵本になっていて◎。 覗いちゃダメって言われてるのに、やってしまう人間っぽさがあるイザナギ。醜い姿を見られた怒りで追いかけてくるイザナミも、ある意味人間くささがある。何回読んでも飽きない。

  • 文吾 さん

    ★★★/図書館本。日本の絵物語シリーズ4作目。イザナミが火の神を生んで火傷を負い、死んで黄泉の国へ行きます。悲しむイザナギがもう一度イザナミに会いたくて黄泉の国へ行く場面の絵本。古事記の最初の方の話でこのシーンは有名ですね。しかし私にはイザナギの行動は理解出来ず。死んだ原因となる生まれたばかりの火の神もイザナギに殺される。勝手に黄泉まで迎えに行ったくせに「腐ったイザナミ」を見て逃げる上に「穢れ」とまで言う。相当酷い。

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人物・団体紹介

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谷真介

1935年東京に生まれる。『台風の島に生きる―石垣島の先駆者 岩崎卓爾の生涯』で昭和51年度厚生省児童福祉文化奨励賞、第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞受賞。絵本「行事むかしむかし」で第15回巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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