日本の命運を決めた『坂の上の雲』の時代 日露激突・雲外編

谷沢永一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894519282
ISBN 10 : 4894519283
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,127p

内容詳細

時代を駆け抜け、雲外の鶴となった秋山兄弟、正岡子規。しかし、日露戦争の勝利は日本に何を残したのか。司馬遼太郎の生前より親交の厚かった谷沢永一が、「もうひとつの“坂の上の雲”」を描き出す。

【著者紹介】
谷沢永一 : 1929年大阪市生まれ。評論家。書誌学者。関西大学名誉教授。関西大学国文科大学院博士課程修了。在学中に開高健、向井敏らとともに同人誌「えんぴつ」を創刊。関西大学文学部教授を務めた後、1991年に退職。専攻の日本近代文学、書誌学の分野はもとより、該博な知識に裏打ちされた社会評論には定評がある。『完本紙つぶて』でのサントリー学藝賞をはじめ、読売文学賞(『文豪たちの大喧嘩』)、毎日書評賞(『紙つぶて 自作自注最終版』)、大阪市民表彰文化功労賞、大阪文化賞など各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Punk!Punk!Punk! さん

    坂の上の雲を読み始め、関連書を何冊か読むことにした。司馬史観というものがあることは分かっており、坂の上の雲はあくまでも司馬史観に基づいたフィクションである。だからこそ事実を認識の上読み解くことが、より司馬氏の思想を知る上でも必要と考えるに至り、本書を手にした。秋山の存在こそ知っていたが、東郷や乃木の参謀として、智略を講じた人物としての理解しかなかった。況して兄弟で二人居た事は、坂の上の雲を読むまで知らなかった。それだけ明治という時代に興味が薄かったと言える。本書は坂の上の雲の時代を俯瞰するには良いと思う。

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谷沢永一

1929年、大阪市生まれ。関西大学文学部国文学科卒業、同大学院博士課程修了、文学博士。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。専門は書誌学、日本近代文学。著書に『完本 紙つぶて』(サントリー学芸賞)、『文豪たちの大喧嘩―〓外・逍遥・樗牛』(読売文学賞)、『紙つぶて 自作自注最終版』(毎日書評賞)など。2

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