暗黒神話 完全版 愛蔵版コミックス

諸星大二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087925104
ISBN 10 : 4087925102
フォーマット
出版社
発売日
2017年03月17日
日本
追加情報
:
23

内容詳細

地獄がひらく… 
原点にして到達点──かつて少年ジャンプ読者を震撼させた禁断のコミックが、時を経てふたたび放たれる。
黒と銀、2色のインクが描き出すのは、現実と心象世界が交差するひと函の小宇宙。
さらなる加筆と新釈、印刷技術の粋を集めた豪華装丁によって、不朽の名作がここに甦る。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • HANA さん

    これぞ神話、これぞ伝奇。旧版は幾度となく読み返したものであるが、幾度読んでもその都度飽きる事はなかった。完全版になってもそれは同様。大まかなストーリーは同じであるが、新キャラが登場したり奈良や京都のシーンの追加、細かい部分の加筆など様々な箇所に手が入れられている。ラストに進むにしたがって、紙自体の色が変わっていくのも良い試み。そしてやはり読み進めるに従って日本古代史や神話、仏教が織りなす一大伝奇絵巻に心行くまで浸る事が出来るのが素晴らしい。今はただ四十年の時を超えて新しくなった本書を寿ぎたいものである。

  • hanchyan@連戦連勝の前には必ず負けがある さん

    基本まんがの登録は止めたんだが。コレだけは許してくれ〜(笑)。筋立てどころか、セリフからコマ割りまでほぼ頭に入ってるくらい何回も読んだ作品の完全版。あたかもSWエピ4の完全版を初めて観た時の感覚。箱入りとか、黒・銀の二色刷りとか、原典でちょこっと食い足りないと思ってた「餓鬼の章」はズバリ「国東編」+「飛鳥編」にボリュームアップされてたりとか。印刷については、読み始めて「あれ。印刷薄いページある」と思ったが(笑)、「地獄の章」P212〜213の見開きが最も効果的だったように個人的には思う(続きます→)

  • ぐうぐう さん

    愛蔵版で再読する『暗黒神話 完全版』。久しぶりに読んでみて、まず感じたのは、これほどダークな話だったか、という驚き。ある殺人事件から始まる物語は、諏訪、熊本、飛鳥と舞台をめまぐるしく変え、日本の古代史の裏面を大胆に解釈しながら、やがて宇宙にまで広がる壮大な展開を見せる。しかし、この漫画は、あくまで主人公である少年に課せられた宿命を徹底的に描く。その過酷な宿命こそがダークなのだ。孤独な少年の背に、弥勒を見る諸星大二郎のイマジネーションが凄すぎる。この作品を連載していた40年前の「ジャンプ」も凄い!

  • 鱒子 さん

    買ってしまいました!高かった…しかし、一片の悔いなし!グレイがかった紙の色、手触り、そして、銀と黒のコントラスト。装丁もカバーも妖しく美しい、諸星大二郎氏のコミックです。日本神話と仏教の基礎知識があるといい本だと思います。わたしは、仏教の世界観がよく分かっていないので、ついて行けなかったところがありますorz …そして、大神美弥が水から上がるとロングヘアになっていたのはーー髪伸びた??それとも私の知恵の及ばぬ神の意志なのだろうか?

  • アズル さん

    やっと出ました、完全版。装丁を祖父江さんにしてくださって、本当に良かった!モノとして、完璧です。中身の方も、加筆されていて、壮大でダイナミック!隼人の宙ぶらりんな立ち位置が変わっておらず、後をひく読後感です。本のお値段としては、かなり躊躇するものがありますが、一読すれば十分にもとを取れます。これを機に『孔子暗黒伝』も完全版を!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

諸星大二郎

1949年7月6日、東京都出身。1973年、「不安の立像」で商業誌デビュー。1974年、「生物都市」で第7回手塚賞を受賞。以後、数々の作品を意欲的に発表。1992年、「僕とフリオと校庭で」「異界録」で第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2000年、「西遊妖猿伝」で第4回手塚治虫文化賞・マンガ大賞を

プロフィール詳細へ

諸星大二郎に関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品