進撃の巨人 31 週刊少年マガジンKC

諫山創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065186893
ISBN 10 : 4065186897
フォーマット
出版社
発売日
2020年04月09日
日本
シリーズ
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

ジークがエレンに託した、エルディア人の安楽死計画。二人は包囲網を突破し、計画の鍵となる接触を果たす。だが、エレンの真の計画はジークを裏切り「地鳴らしによって世界を滅ぼすこと」であった。始祖ユミルの力を巡る二人の争いはエレンの勝利に終わり、遂に無数の超大型巨人達による大行進が始まってしまう……。

ユーザーレビュー

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きっと違う、何か考えがあるはずだ、そう信...

投稿日:2021/04/22 (木)

きっと違う、何か考えがあるはずだ、そう信じても一向に希望の兆しが見えない、絶望へしか導かない主人公はもうなんだろう、逆にすがすがしい。

くろあちあ さん | 兵庫県 | 不明

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この巻を読んでいて、疑問に思ったことがあ...

投稿日:2021/04/10 (土)

この巻を読んでいて、疑問に思ったことがあります。それは、エレンがユミルの民全員に対して語りかけるシーンです。パラディ島の人々を守るために、壁外人類を虐殺することは、(倫理的にはどうであれ)納得できます。しかし、虐殺を行うにあたって、全てのユミルの民へ知らせる必要はあったのでしょうか。  エレンの目的が、本当に壁外人類を滅ぼすことならば、それを事前に伝えることは、矛盾しているように思います。巨人が来るまでの時間を、敵に与えることになるからです。実際に作中では、エレンの声を聴いたユミルの民が、巨人の侵攻を訴えるシーンが描かれていました。  また、行進する大型巨人たちの上空を、飛行船が飛んでいるコマがあります。このコマが表すのは、空に逃げてしまえば、「地ならし」からは生き延びることができるという事実です。たとえ飛行船に乗れるだけの人数が生き残っても、大した脅威にならないとは思いますが、エレンの目的の支障になるはずです。  エレンが語りかけるシーンで、「オレの名は エレン・イェーガー」と、わざわざ名乗ったことにも違和感がありました。これから虐殺を行う相手に対して、自らの名前を言う理由が不明確です。  アルミンやジャンが、エレンの行動について「らしくない」と指摘していたように、エレンには別の考えがあるように思います。私は、エレンが世界の恨みを一挙に背負って、倒される結末になるのではないかと考えています。そうすると、エレンが名前を名乗ったことや、「地ならし」をする前に、猶予を与えたことが納得できます。  123話でのエレンのセリフ「ちょうどよかった…」もまた、その結末を見越してのことではないでしょうか。104期生と戦争難民の宴会は、エレンなりの仲間との別れ、決別の意図があったのだと考えます。時系列順にみると、エレンはこの時以降、独断を繰り返し、果てにはミカサやアルミンを傷つける言動をとっています。エレンは巨人の能力で未来を知っていたため、この時が仲間と楽しく騒げる最後の機会であると知っていたのではないでしょうか。  作者の諌山先生は、(良い意味で)読者の予想を裏切ってくれるため、どのような結末に持っていくのかが、とても楽しみです。 32巻は、エレンの母のセリフに対して、シャーディス教官が答えた一冊になったと考えています。特別でなければだめなのか、生まれてきてくれただけでよい、というセリフです。シャーディスは、特別な存在にはなれませんでしたが、エレンの母親の思想を受け継いで、訓練兵たちを生存させることを選びました。  アルミンは、自らを犠牲にして兵団を導いたエルヴィンのように、コニーの母親に喰われようとしました。その結果、ガビとファルコを味方につけることに成功しています。  上記のような、死んでいったキャラクターの意志や思想が、生き残ったキャラクターに受け継がれていることの描写は、非常に優れていると思います。

大湖 さん | 東京都 | 不明

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続きが気になる展開であるが、差別など人間...

投稿日:2021/04/08 (木)

続きが気になる展開であるが、差別など人間の嫌な面がよく見える。最後の方で協力するのには少し希望を感じた。

gakusei さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫 さん

    だいぶ展開が煮詰まってきているのはわかるが、誰がどういう目的で動いているのか?複雑化してきていよいよわからなくなってしまった。前々から思ってたけど、やっぱり巻数さかのぼって読み直しが必須だな。

  • ゼロ さん

    エレンは計画を発動する。地ならしによって世界をほろぼすこと。その理由は、エルディア人を守るため、みんなを守るため。その選択を聞いて喜ぶもの、困惑するもの、利用するものが現れる。一ついえることは、エレンは取り返しのつかないことを行い、どちらかを滅ぼすまでは、この戦いは終わらない。一方、エレンの声を聞き、アニが蘇る。そして、リヴァイは死んだと思いきや、ハンジ共に生きていた。喜びを噛み締める。もう世界はどうなるのか分からない。ただアルミンやミカサらは、エレンをこのままにしておかないのは確かなことだ。

  • 眠る山猫屋 さん

    エレン・イェーガーにとって家族≠ニは。家族を守る事しか考えないという選択は、やはり彼が変わっていないという事なのだろうか。歪んでいるようで真っ直ぐな選択を間違っているとは誰にも言えない。そしてエレンの家族≠スちが、エレンのために立ち上がる。ちょっと熱い展開が還ってきたようだ。

  • TaHi さん

    前巻では、巨人のルーツが1つ明らかになり話が収束する方向に向かい、その直後壁の巨人が解放され、いよいよ彼らが暴れ始めるのかと期待したところで終わった。とても面白かった。ところが、今回は、夥しい壁の巨人たちの活躍はフォーカスされず、かなり混沌とした状況になってしまい再び話の展開が発散してしまったように思った。少し残念。とはいえ、これらはこれからの布石と思われるので次巻以降楽しみにしたい。特に、大変な事になったエレンの全容とその暴れぶりに期待したい。ちなみに発散と収束を繰り返すのはこの漫画のパターンなのかな。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    ミカサの回想で明らかとなるマーレ国潜入時のエレンとの別れ。そしてエレンの真意を掴めぬまま、始祖の巨人と化したエレンは、壁外世界滅亡に向け超巨大巨人の地鳴らしを開始した。一方、パラディ島内はジークの脊髄液を飲んだ巨人達が街を壊滅し、イェーガー派がマーレ義勇軍、マーレ軍、調査兵団の制裁を進める。その中でシャーディス教官の奮戦、アニの氷解、ガビとカヤの和解、コニーの母との決別と、それぞれが困難を乗り越える。そしてハンジ/リヴァイとピークが出会い、イェレナの救出、調査兵団104期生の合流と新たな絆が芽生え始める。

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