教育改革の9割が間違い ベスト新書

諏訪哲二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584125656
ISBN 10 : 4584125651
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

ゆとり教育をはじめ、過去、文科省によって決定されてきた教育改革は、度々失敗に終わっている。その原因は、理論上の正しさばかりを重視し、実践までを考慮に入れていない点にある。教育現場で子どもに向き合う教師たちは、戸惑い、苦しみながらも、より良い教育のために奮闘してきたのである。本書では、教育における四つのちから―「行政のちから」「教師のちから」「民間のちから」「子どものちから」の動きを大切に考えて、学校教育における本質的・構造的な問題点を見ていく。2020年の教育大変革で同じ過ちを繰り返さないために、いま向き合わねばならない。

目次 : 第1章 アクティブ・ラーニングは日本の教育を変えるか(教育は“正論”ではうまくいかない/ 能動的学習と学力の向上は別ものである ほか)/ 第2章 教師は「個性」を鍛えよ(すべての教師は自信過剰である/ 教師は何を教えているのか ほか)/ 第3章 学校教育を揺るがすちから(「学力第一主義」が危ない/ 教師と子どもは対等なのか ほか)/ 第4章 教師はいかにして権威を失ったか(学校のセンセーはえらい―農業社会的近代/ 「卒業したい」からいうことを聞く―産業社会的近代 ほか)/ 第5章 「子どものため」は教師の驕りである(K女子高校での英語の授業/ 「プロ教師の会」でいい続けたこと ほか)

【著者紹介】
諏訪哲二 : 1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」名誉会長。作家。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年3月に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ムーミン さん

    人としての自分、教師としての自分を常に見直し続ける。

  • 寝落ち6段 さん

    経験で語るのは大いにありだと思う。が、埼玉県での高校での話でしかない。全国には小学校が一番多く、次に中学校で、高校だ。しかも、埼玉で4校のみの経験談であり、退官が15年以上前なので、そこにあまり説得力は感じない。ただ、行政の考える教育改革は、現場レベルでは厳しいし、余裕がない。現場は常に試行錯誤して、改革内容を何とかしようとしている。だから、長時間労働で、しかも残業代も出ない。少々アクティブ・ラーニングについて誤解しているようだ。議論、話し合いだけがそれじゃない。見学も、体験も、すべてがそれなのだ。

  • Yappy! さん

    プロ教師の会の関係の人ですね。 まあそれはそれでこうした視点からの見方もないといけないよねと思う。 学校という立場、教師という立場、教育政策立案者という立場、一般の人、親としての立場、教育はそれぞれが分断した世界でそれぞれの立場でどこかを攻撃するという状態か。分断というイメージがとてもしっくりくる。 「こどものため」は教師の独善とあるが、モンスターペアレンツも含め、もっといえばあらゆる集団で他のためという言葉が頻繁にかつ目的として幅を利かせるのは、自分とは違う立場を考慮できなくなっている状態か、同意。

  • nnnともろー さん

    諏訪氏の本は久しぶり。でも以前の方が鋭かった?そもそも後半はタイトルと異なっているでしょう。

  • しゅんぺい(笑) さん

    言葉を選ばないですが、なんか、諏訪さんが劣化してしまった、ように感じた。2000年代に書いていた本のほうが、言いたいことがはっきりとまとまっていたような気がする。薄まった。こう考えると、タイトルも合っているのかどうかわからへんし。んー、なんか物足りない。

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