性犯罪報道 いま見つめるべき現実 中公文庫

読売新聞社編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122057982
ISBN 10 : 4122057981
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
277p;16

内容詳細

「性暴力がどんなに被害者の人生を壊すのか、あまりにも知られていない」―多くの人たちが、苦しみを抱えながら息を潜めて生きていたという過酷な現実に、取材班は胸が締め付けられる想いをしながらも向かい合った。これまでタブー視されてきたテーマに真摯に取り組み、大反響を呼んだドキュメンタリー。坂田記念ジャーナリズム賞特別賞受賞。

目次 : 第1章 被害者たちの叫び(実名告白が三〇〇〇人をつなぐ/ 社会に求められる被害者への「理解」 ほか)/ 第2章 病巣(「支配欲」と「ゆがみ」は加害者の特徴/ 過激AVに触発されて ほか)/ 第3章 奪われた笑顔(半世紀を経ても癒えぬ兄から受けた傷/ 先生は「唯一絶対」の存在だった ほか)/ 第4章 海外からの報告(夫婦の無念が「ミーガン法」を生む(米国)/ 被害者を支える「多職種連携」システム(米国) ほか)/ 第5章 今、法廷で(厳罰求め法廷で語り始めた被害者/ 法廷に吹き込む新たな風 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」 さん

    一読、興味本位や怖いもの見たさで手に取った自分を恥じた。この題名よりも単行本の時の『性暴力』というタイトルの方が相応しい(加筆・修正してあるらしいがこちらが相応しいと思う)。読み進めるほどにグロテスクな事例から少しずつ元気を奪われた。きっと今もどこかで被害者(男女を問わず)が生まれているかも知れない。人生や価値観を狂わされた被害者の心中を思うと胸が痛む。ラストの広島の事件に至っては涙が出た。巻末の『性暴力対策Q&A』を読むと、被害者にこれ程の手間をかけさせるのかと知り悲しくなる。理不尽過ぎる。

  • James Hayashi さん

    日本の法律は性犯罪に関しても被告に優しく被害者に冷たい。警察の対応などもそう。証拠がないという難しい問題もあるが、繰り返されている犯罪にほとんど対応がなされていない。被害者の心に負った傷ばかりでなく、精神的負担は長い患いとなる。事件や当たり前のことしか載っていないのであまり参考にならないが、巻末の性暴力に対するQ&Aは多くの人が知っておくべき事だと思う。

  • バハティ さん

    性被害者の受けた傷に対し、加害者のあまりの罪の意識の無さと、酷薄で無責任すぎる第三者の誹謗中傷、軽すぎる日本の刑罰。一度でも性犯罪被害者に対し「被害者もスキがあったんじゃないの?」等を思ったことのある人はぜひ一読してほしい。きっとがらりと考えが変わると思う。

  • てくてく さん

    内容については、性犯罪被害者が置かれている状況や、加害者側の認識と被害者との差、そして海外の性犯罪対策一般が紹介されており、特に珍しいものはない。しかしながら、多くの人にこの問題に関心をしてもらうためにこの一冊の意義は大きいと思う。

  • きょう さん

    性犯罪の被害者が受ける傷、加害者の更生、法整備など網羅されていて、性被害を取り巻く状況を知るにはとてもいいと思う。今度の法改正でこの状況が少し改善されることを祈る。

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