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魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

角野栄子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834024661
ISBN 10 : 4834024660
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,404p

商品説明

『魔女の宅急便』シリーズ、ついに完結!

13才の満月の夜に旅立ったキキも、6巻目ではついに、あこがれのとんぼさんと結婚して双子のお母さんになりました。姉のニニと弟のトトは双子なのに性格は正反対。そんなふたりがキキのもとから旅立つことに……。ニニはキキのように魔女になるのでしょうか? そしてトトは?

内容詳細

魔女の少女キキは、黒猫のジジといっしょに、ひとり立ちの旅に出ました。やっと見つけたコリコの町で、はじめた仕事は、空飛ぶ『宅急便屋さん』。人々の思いや願いをのせたさまざまな荷物を届けながら、キキは、よろこび、なやみ、そして成長していきます。「魔女の宅急便」シリーズ最終巻。

【著者紹介】
角野栄子 : 東京に生まれる。1960年ブラジルに出かけて二年間滞在。1970年頃より絵本、童話の創作をはじめる。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト・文学作品を受賞、1984年には路傍の石文学賞を受賞した。神奈川県在住

佐竹美保 : 富山県に生まれる。装画・挿絵に活躍。多彩な作風で、多くのファンを魅了する。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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感無量の完結。角野先生から、大切な人生の...

投稿日:2009/10/10 (土)

感無量の完結。角野先生から、大切な人生のバトンを受け取った気持ちでいます。6巻まで続く間に、主人公のキキは、いくつもの壁・恋・挫折・奢り・葛藤・信頼を乗り越えて成長していきます。個人的な話ですが、キキのそうした気持ちの変化が描かれる新刊が発売されるタイミングごとに、私のその時その時の気持ちを映し出している鏡のようで、ただならぬ共感を覚えました。「今はこんなに苦しいけれど、自分で乗り越えていかなきゃ」と、キキの等身大のがんばりに自分を重ねて、励まされたものでした。生きるってたしかに大変。それは魔女でも人間でも同じことのようです。でも、「大変だ!」と思いながらがんばっているときって、実はものすごいパワーを発揮していたりするようです。「うまくいかないなぁ」と迷っているときほど,すぐそばに答えが見つかっていたりすることも・・・?! そして、誰もが、最後は自分で決めたり判断しなければならないけど、周りには支えてくれる人たち・見守ってくれる人たちがいる、ということ。それに気付いたキキは、本物の魔女、というよりも、本物の自分になりました。次は、この物語を読む私やあなたが、本物の自分になる番ですね。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha さん

    5巻から15年が経ち、キキとトンボさんの間には二二とトトいう双子の子どもたちがいて、にぎやかな毎日。二二は少々飛び跳ねた女の子で、なかなか魔女になる決心がつかない。トトは魔女の血を引きながら魔女になれないことにもやもやする男の子。すっかり母親らしくなったキキの姿に共感を覚える。子どもたちを優しく見守るトンボさん、貫禄たっぷりのジジ、みんな素敵に年を重ねていて嬉しくなった。親目線で読んでも、教えられることがたくさんあった。

  • 刹那 さん

    魔女宅シリーズ最終巻。息子ズに寝る前に読み聞かせしてきたけれど、一章ずつが基本やし、長男がナイター練習ないときでってなったら、一週間に2章ぐらいしか読み進め出来なくて、借り直し借り直しやっと昨夜読了。キキの子供達がメイン(*^_^*)続きをにおわせる終わら方なので、長男は続き気になるー(゚Д゚)って(笑)

  • くぅ さん

    男の子も魔女になれたらいいのに。魔女が男の子を産むこともあるもんねぇ、そりゃ。産まれた男の子にだって魔女の血は流れてるんだもん。適性があって本人がなりたかったらなれたらいいのになぁ。魔女に限らず、もちろん魔女の子に限らず、みんなみんな何にだってなれるのか。本人のやりたいって気持ちが一番大事かな。子供が巣立つとき、親は嬉しくもありやっぱり寂しい。いずれその時が来たとき、私もキキみたいに泣きながらも背中を押してあげられる母でありたいな。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    キキととんぼさんの子供、トトとニニ。 パンやさんの息子、オレくん。 13歳のニニの旅立ちが最後。 トトも列車で旅立ち。

  • はじめさん さん

    ついに最終巻。前作のラストから15年後、キキ35歳・美魔女街道爆進中! 双子の男女を授かり、シリーズの中で登場した様々なキャラクターたちの15年の歩み。難しい年齢に差し掛かった息子と娘ーー男だが魔女になりたいと語る物静かな息子と、ファッションといった流行に敏感で快活な娘(魔女になるかは未定)。伝統と格式のある魔女の血統もここで終わりかとなげくキキだが、進路決定はそれぞれの意思、それじゃあ母さんは仕事行くわね…と今日もほうきにまたがる。/ きっと子供の頃にこの作品に親しんだお母さんが我が子に読み聞かせている

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人物・団体紹介

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角野栄子

1935年東京深川生まれ。『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞、2018年に日本人3人目の国際アンデルセン賞作家賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。2023年、「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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