走馬灯交差点

西澤保彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834253702
ISBN 10 : 4834253708
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;19

内容詳細

殺人事件を捜査中の刑事が、何者かによって橋から突き落とされてしまう…。特殊設定ミステリのパイオニアが仕掛ける怒涛のどんでん返しラッシュ。いったい何が起きているのか?

【著者紹介】
西沢保彦 : 1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒業。95年『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん🍊 さん

    だんだんと誰が誰でどうなっているのかこんがらがってくる、とある女性が殺され、ドミノ倒し的に死者が出てくるが、ある一族が転生の特異体質を持っていたため複雑な人間関係や転生が交差してしまう、殺人と事故と自殺いくつもの偶然が話しをややこしくしていくが凛花も不可解だが、朝陽は苦手、俊輔も何を考えているのかよく分からない。そして最後の1文にはゾッとした。

  • aquamarine さん

    西澤さんお得意の特殊設定ミステリ。といっても特殊設定をうまく使った殺人犯人をあぶりだすのではなく、読み手にとっては叙述を読んでる感じ。登場人物の関係性が混み入っているので、途中から自分で相関図を書くことに。でもそのおかげで特殊設定そのものがどういうものか理解できてくると、ということはあの人もそうだよね…?あのときの彼女って実際は…?などと途中で目まぐるしく頭を回転させニヤニヤとすることとなった。想像とはちょっと違ったが、ちゃんと西澤作品で面白かった。ただ、やっぱり帯は…あれと比べちゃだめでしょ。

  • オーウェン さん

    西澤さんお得意の特殊設定ミステリ。 前半は説明的な部分が多く、登場人物たちが家族や親戚、または異父兄弟などの関係性が延々と続く。 ようやく中盤から事件が起きて、体の乗り移りという状況が始まる。 その中で自分を殺した犯人を探すため、乗り移った体で突き止めようとする刑事。 時折笑えるシーンもあるが、説明がくどいのかかなり長く感じる。 それでも犯人をはじめ乗り移れるという状況を生かしたミステリであることは間違いない。 ただ西澤さんの初期作のようなミステリの完成度とは遠く及ばないけど。

  • アーちゃん さん

    長編での西澤さん初読み。染谷、山名、上茶谷の3家族を中心にした特殊設定ミステリ。何が特殊なのかといえば、ある一族に関係する人物に限り死んだ途端に転生を行ってしまう点。交差点というタイトルだけあって、5章の章立ては”CROSS 名前”となっている。ノリの軽さに最初はとまどったけれど、”CROSS3 博子”あたりから面白く読んだ。その後凛花はどうなったのか。

  • こゆ さん

    大好きな西澤さんの特殊設定ミステリーー!!なのだけど、なんせ登場人物が多く、特殊設定も相まって複雑すぎて、今何がどうなってる?と混乱しかけた。中盤まで特殊設定の詳細が明かされないのも珍しい。ラストは納得したようなしてないような?凛花が夫の不倫を黙認していた理由も明かされぬまま。凛花と朝陽は肉体関係でもあったのだろうか…?とはいえ、久々のエログロなしの西澤特殊設定ミステリに満足。結局ナオッチがクズすぎなのが諸悪の根源のような。ヤバイ人、怖い人などいろいろ出てくるけど、孫を普通に狙うおばあさんが結局一番怖い。

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