あらしの白ばと

西條八十

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309031194
ISBN 10 : 4309031196
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;20

内容詳細

ペルーから来た老人、謎の純金人形、少女を狙うギャングたち、恐ろしい毒へび、地下室での監禁、とんでもない秘密兵器…絶体絶命の危機に、正義の少女たちが立ち向かう!想像力のリミッターが外れた、なんでもありの大冒険活劇!「東京行進曲」「蘇州夜曲」「青い山脈」などで知られる名作詞家は、こんな傑作を遺していた!

【著者紹介】
西條八十 : 1892年東京生まれ。早稲田大学英文科卒業。1919年に刊行した第一詩集『砂金』で注目された。以後、詩集『見知らぬ愛人』『美しき喪失』などを刊行。また児童雑誌「赤い鳥」などに多くの童謡を発表し、北原白秋と並び称された。「青い山脈」「東京行進曲」「蘇州夜曲」などの作詞でも知られる。1970年、逝去

芦辺拓 : 1958年大阪生まれ。同志社大学卒業。1986年「異類五種」で第二回幻想文学新人賞佳作入選、1990年『殺人喜劇の13人』で第一回鮎川哲也賞を受賞。2021年発表の『大鞠家殺人事件』は、日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞をダブル受賞。本格ミステリや時代小説など、多数の著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    「西條八十集 人食いバラ 他三篇」が楽しめたので「あらしの白ばと」も読みたいと思っていた。ページを繰るとこちらも滅法面白く一気読み。主役少女三人が美少女、守るヒロインも美少女、とにかく美少女度高し。少女がピストルを持っていて高級車を乗り回したりするのは、70年ほど昔の小説ならではの大らかさ。ただし、展開は躊躇がなくアップテンポ。悪漢らは容赦ないが「白ばと組」はその上をいく。銃撃戦や格闘戦に強く、頭までキレる。山場は異常にド派手だが「少女の敵を少女の手でうつ」とばかりに剛腕でまとめる。続刊は出たら必ず買う。

  • のりすけ さん

    美しき乙女たちが悪人どもを退治していく痛快活劇冒険少女ロマン。「おとめべんけい」の武子ちゃんが良いわ〜。今の時代感覚で読んだら「?」となるところもあるものの、当時の少女たちはソキワクしながら読んでたんだろうなー。出来ますれば『幽霊の塔』も復活してほしいです。『あらしの白ばと』だからかろうじて許せるけど、『(ベランダ)荒らし(フンで)のドバト』だったら絶滅しろ!って気になるってーの←鳩超絶苦手嫌い派閥。

  • スイ さん

    子どもの頃の憧れは、江戸川乱歩の少年探偵団だったのだけど、女の子はなれないのだろうなと悲しくも思っていた。 それを全て叶えるような、少女たちの冒険活劇! 毒蛇、ピストル、隠し部屋の監禁、変装の達人…。 これでもかとてんこ盛りで、楽しく読んだ。 子どもの私に手渡したかったなー! ただ、時代的に仕方ないところはあるのだけど、少女のための物語なのに少女たちの勇敢さや秀でた能力を、「まるで男だ」「女じゃない」という書き方で表すのはやめてー。

  • ほたる さん

    少女活劇。アクション映えしていて絵が頭に浮かんでくる。分かりやすい悪党に対して正義でもって制裁を加える。表紙の3人の少女たちの多彩な動きに魅了され、ページをめくる手は止まらない。これほど胸が高まりワクワクしながら楽しく読める物語があるだらうか。

  • alleine05 さん

    微妙。言いまわしの古さやツッコミどころ満載の展開は、まあこれも味の一つかと楽しめないこともなかった。巻末の解説で語られている通りこざかしい理屈よりも荒唐無稽でもどんどん突き進むような問答無用の勢いというのは娯楽小説の醍醐味の一つだと思うし。でもそのへんを踏まえてもいまいちこの作品のストーリー展開が自分にはぴんとこなくて惹きつけられるものを感じなかった。

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