素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界 ブルーバックス

西来路文朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065020036
ISBN 10 : 4065020034
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;18

内容詳細

こんなに面白い現象があったのか!142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)142857を3等分して足すと、こんどは99!(14+28+57)ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。初等整数論への新しいアプローチ!

目次 : 第1部 ダイヤル数「142857」のふしぎ(1/7のふしぎ―循環小数の世界/ 1/17のふしぎ―素数の逆数の個性/ 1/11のふしぎ―10n‐1の素因数の法則/ 2等分和と3等分和のなぞとき)/ 第2部 スウィングする2つの循環節(1/13のふしぎ―2種類の循環節/ 循環節を回す6のふしぎ/ 1/19のふしぎ―循環節に現れる数字/ 1/18のふしぎ―分母が合成数になると…)/ 第3部 数論の大法則と循環小数(1/13のもうひとつのふしぎ―オイラーの規準/ 平方剰余と循環小数/ 4乗剰余と循環小数)

【著者紹介】
西来路文朗 : 1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程数学専攻単位取得退学。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、広島国際大学工学部住環境デザイン学科教授、広島大学非常勤講師

清水健一 : 1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、岡山大学、岡山理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    数学は門外漢の小生。高校三年の夏まで大学は物理学か数学を志望していたが、才能のなさに諦め、哲学科へ志望を変更した。それでも、数学への憧憬の念は消えない。折々、数学や物理学の本を読んで渇きをいやしている。数学でも幾何学の方面が好きで、数論は苦手だったが、本書を読んで幽かながら奥深さや面白みを味わえた。渇きをいやすほどには理解が及ばなかったけど、いいんだ。

  • ちくわん さん

    2017年2月の本。確か新刊で購入したが…。本棚を整理していて気になり、皆様の感想も気になり読んだ。元はちょっとしたネタなのに最後のページ(P228)にたどり着き、大学の時の友が整数論崇拝者だったことに、今さらながら納得。数学はコスパがよい。恐ろしいほどシンプルで簡潔で揺るぎがない。さぁ、秋の夜長、素数表でも眺めるか。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #説明歌 1/7, 1/17,1/11,1/13,1/19。

  • トムトム さん

    142857という不思議な数字は知っていた。循環小数。その不思議な数字がなぜそうなるのかを、証明しながら説明してくれる。難しかった…(;^ω^) ちょっと数学の雑学ないかな?なんて読むと難解です。数学大好きな学生さん・少年少女にはとても分かりやすい本だと思います!

  • to boy さん

    素数の逆数にこんな面白い法則があるなんて知りませんでした。循環数、ダイヤル数など計算してみるとあらあら不思議な世界が見えてきました。そんな不思議な世界に何か法則があるのではと考察するのが数学者、数論に取りつかれてしまうのも無理ないように思えてきた。

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