CD

『沈黙の声』、『耿』、『メタモルフォーシス』、ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲 飯森範親&いずみシンフォニエッタ大阪

西村 朗(1953-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD28290
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

いずみシンフォニエッタ大阪プレイズ西村朗
沈黙の声〜西村朗 作品集17


深い沈黙の淵、死の向こうへ呼びかけ、沈黙の声に耳を澄ます・・・

「最初に収録されている『耿』は、私の処女作で16歳時(1970年)のもの。それに続く『沈黙の声』は2013年の最近作なので、両曲の作曲には43年の時間的な隔たりがある。その間には大きな変化があったように思っていたが、近親性は明らかなようにも感じられる。
 最後の収録曲『小交響曲』は、自分の作品群の中では特異なものと言える。全体がベートーヴェンの8番までの交響曲の全楽章からの引用とその変形で成っている。一種のディヴェルティメント。偉大な交響曲群をかように圧縮変造し恐縮のいたりだが、ベートーヴェンの深く大きな懐で遊ばせてもらうような、贅沢で楽しい体験となった。」 西村 朗(CAMERATA)

【収録情報】
西村 朗:
・オーケストラのための『耿(こう)』 (1970-2013)
・室内交響曲第4番『沈黙の声』 (2013)
・室内交響曲第3番『メタモルフォーシス(変容)』 (2005)
・ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲 (2007)

 いずみシンフォニエッタ大阪
 飯森範親(指揮)

 録音:2013年2月ほか/大阪(ライヴ録音)

【西村 朗(作曲)】
大阪市に生まれる。東京藝術大学作曲科卒。同大学院修士課程修了。日本音楽コンクール作曲部門第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(1977・ブリュッセル)、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞(1977・ミラノ)、尾高賞(1988・1992・1993・2008・2011)、中島健蔵音楽賞(1990)、京都音楽賞[実践部門賞](1991)、日本現代芸術振興賞(1994)、エクソンモービル音楽賞(2001)、第3回別宮賞(2002)、第36回(2004年度)サントリー音楽賞、第47回毎日芸術賞(2005)等を受賞。現在、東京音楽大学教授、東京藝術大学作曲科講師、2000年より「いずみシンフォニエッタ大阪」の音楽監督に就任、2003年よりNHK-FM「現代の音楽」の解説を6年間、2009年より同Eテレ「N響アワー」の司会者を3年間務め、2010年草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの音楽監督に就任。(CAMERATA)

内容詳細

西村朗の処女作「耿」と、2013年の最新作「沈黙の声」を収めており、作曲家の原点と現在を比較考察できる構成となっている。ベートーヴェンの第8番までの交響曲のフレーズを引用・変形して構成した小交響曲はウィットに富んだ佳作。もっと演奏会で取り上げてもらいたいものだが……。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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