映画「砂の器」公開40周年記念、
西本智実指揮、組曲『宿命』の旋律が心の芯に響く
ヴァチカン国際音楽祭公演など世界を舞台に活躍する西本智実。その西本が深い感銘を受ける日本映画の最高傑作、映画「砂の器」。そのテーマ曲、ピアノと管弦楽のための組曲『宿命』(芥川也寸志監修・菅野光亮作曲)が、映画公開40周年を記念し、2013年3月30日東京芸術劇場コンサートホールで実現した。
西本のドラスティックな指揮に導かれた、外山啓介の色彩豊かなピアノと日本フィルハーモニー交響楽団の響きが、美しく哀しい『宿命』の旋律を呼び起こす。(Billboard Records)
【収録情報】
1. 菅野光亮:ピアノと管弦楽のための組曲『宿命』
2. 芥川也寸志:弦楽のための三楽章
外山啓介(ピアノ:1)
日本フィルハーモニー交響楽団
西本智実(指揮)
録音時期:2014年3月30日
録音場所:東京芸術劇場コンサートホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【西本智実】
現在、イルミナートフィルハーモニーオーケストラの芸術監督兼首席指揮者、ロイヤルチェンバーオーケストラ音楽監督兼首席指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団のミュージックパートナー。大阪音楽大学客員教授。平戸名誉大使第1号。 大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業後、ロシア国立サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科に留学。文化庁芸術インターンシップ奨学金生、「出光音楽賞」など受賞多数。 ロシア国立交響楽団、サンクトペテルブルク国立アカデミック劇場で外国人として初めて指揮者ポストに就き、英国ロイヤルフィル、モンテカルロフィル、リンツ・ブルックナー管、ブダペストフィル、アメリカ響、ラトビア国立響、リトアニア国立響、香港フィル他、オペラ指揮者としてもハンガリー国立歌劇場、プラハ国立歌劇場、ウクライナ国立オデッサ歌劇場等に招聘され成功を収める。ヨーロッパ、アメリカ、アジアへ及ぶその活動に対し2012年には国家戦略担当大臣より感謝状を授与される。 また手掛けた演出作品として、バレエ『ロメオとジュリエッタ』では音楽・言語・視覚の融合し、オペラ『蝶々夫人』(南座)では歌舞伎座特有の舞台で日本の伝統芸能を採り入れる等、日本文化を世界に発信している。(Billboard Records)
映画『砂の器』のために書かれた「宿命」は、ロマンティックなピアノ協奏作品。約40年ぶりに全曲演奏されたもので、サントラに比べ洗練され豊かになったサウンドは、時代の変化を物語る。管弦楽作品としての価値にあらためて光を当てた、意義深い録音。(友)(CDジャーナル データベースより)
英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やハンガリー国立歌劇場等ヨーロッパの名門オーケストラ及び歌劇場で指揮を務め、2010年にはニューヨークカーネギーホールにてアメリカン・シンフォニーオーケストラを指揮しアメリカ進出。2007年よりダボス会議を主催する世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーも務
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