とんでもなく役に立つ数学

西成活裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255005751
ISBN 10 : 4255005753
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;19

内容詳細

未来予測、人間関係のトラブル、イライラする大渋滞、そして新しい経済のかたちまで。その問題は、数学で乗り越えられる。“渋滞学者”が高校生に語る、まったく新しい数学との付き合い方。

【著者紹介】
西成活裕 : 1967年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター教授。1995年、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了後、ドイツのケルン大学理論物理学研究所などを経て現在に至る。専門は数理物理学、渋滞学。著書の『渋滞学』(新潮選書)で講談社科学出版賞、日経BP・BizTech図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hnzwd さん

    『数学なんて将来なんの役に立つんだよ』にとても真摯に答えた一冊。高校一年生向けの講義の書き起こしなので、表現は非常に平易ながら内容は最先端の応用数学。数学好き的には大満足。数学が苦手な人にもおすすめできる一冊。セルオートマトンあたりは実際に使ってみたいかも。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    数学→物理学→工学→実社会。実社会に役立てるには数学に戻るループが重要。三角関数と指数関数、微分を覚えていればかなりのことができるらしい。著者は渋滞学者。世の中の難問を数学を使って解決する問題解決屋としても活躍。人間関係のトラブルが解ける「ゲーム理論」とか、面白そうです。

  • Kaz さん

    少し難しい数式も出てきますが、ゲーム理論、渋滞の解消法、東京マラソンのスタートをいかに効率よくするかなど、身近な問題の解決に数学が活用されているところなど、興味が持ちやすく書かれている。数学を使いこなせば、世の中にある様々なモヤモヤをスッキリさせることができる可能性を感じた。モヤモヤをスッキリさせる、これは仕事でも必要なスキルだ。

  • ぴょん さん

    どちらも100点満点を獲ろうとするのは無い物ねだりで、人生そう甘くはない。「100点じゃなくても、どちらも70点ぐらいで、そこそこ満足しましょう」という落とし所をうまく見つける。「複数目的最適化」と言っている。数学的視点で、問題解決を考えている本。渋滞学など、身の回りのものをそんな視点で見れたら解決が早いのではないかと思う。

  • 田氏 さん

    数学は楽に・シンプルに考える道具だとか、数学ができる人は皆そう言う。どこかの研究によると、頭の良いとされる人たちの脳神経ネットワークは複雑などころか、逆にむしろ効率化されて単純な経路になっているんだとか。思えば自分が数学を不得手としていたのも、シンプルに考えるのが苦手だったからかもしれない。でも、当時も今も、こうして数学を「読む」のは好きなのだ。そこには数式にはない複雑さがある。無駄がある。しかし著者は"無駄"をも数学で扱う試み「無駄学」を研究しているという。成果が楽しみやら、そっとしておいてほしいやら。

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