ジョバンニの耳 宮澤賢治の音楽世界

西崎専一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833120654
ISBN 10 : 4833120658
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,230p

内容詳細

銀河鉄道は、現世への思い遺しを乗せて、死者の魂を彼岸へと誘う音楽の響きそのものであった。草稿から読み解いた「セロ弾きのゴーシュ論」を含め、サウンドスケープの視点から描いた、斬新な宮沢賢治論。

【著者紹介】
西崎専一 : 1948年、北海道室蘭市生まれ。神戸大学大学院文学研究科芸術学芸術史専攻修了。現在、名古屋音楽大学教授、南山大学、金城学院大学非常勤講師を歴任。約20年にわたって「音楽之友」誌「日本経済新聞」などに演奏会批判を執筆。専門は音楽学なかでも音楽美学、サウンドスケープ論。サウンドスケープ関係では、岐阜県旧郡上八幡町の環境音の調査に従事、「時鐘や夜回りの音が住民生活に寄与するもの」、さらに「観光化に伴う郡上踊りの騒音化と住民意識の関わり」、などをリサーチする。音楽美学では音楽という現象の持つコンテクストの拡がりと人間の意識の関わりを探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kaname Funakoshi さん

    チェリストとしてゴーシュに足りなかったものは、冒頭に楽長が示した、ノリ、表現、アンサンブル、そして音楽の意味。これを猫、カッコウ、狸、ネズミに教えられ、その後の空白の6日間で自分のものにしていった物語を、音楽そのものの観点で読み直す本。ほかに「銀河鉄道の夜」の音世界など。

  • pepetina さん

    昔はさほど思わなかったのに、最近になって宮澤賢治が妙に気になる。こちらを読んで、すぐに「セロ弾きのゴーシュ」を読みました。印度の虎狩り、どんな曲なんだろうと気になったり、あの後の猫やかっこうはどうしたんだろうと考えたり。 もう一度読んで良かった。 宮澤賢治の作品を「音楽」というキーワードで読み解く、分かりやすい本でした。

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西崎専一

1948年北海道室蘭市生まれ。神戸大学大学院文学研究科芸術学芸術史専攻修了。名古屋音楽大学教授。南山大学、金城大学非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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