アトモスフィア 2 ハヤカワSFシリーズ

西島大介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152087201
ISBN 10 : 415208720X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
19cm,199p

内容詳細

分身が殺され、死んだことになったわたしは“本人を守る会”に保護されて、いつの間にか支部長に。そんなわたしを試すかのように、世界は分身現象を加速させていった…。果てしない“赦し”の物語、ここに完結。

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読書メーターレビュー

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  • kanon さん

    「そうだ。宇宙はこうやって生まれたのかもしれない」―いつの間にかそんな果てしない話になっていた。ドッペルゲンガーの出現から始まり…まあこの始まりからして既に何かがおかしいのだが。それらをすべて赦している内に、世界のそういう不可解な仕組みに「ふざけんな」と言わないでおいた内に、どんどん果てしなくなっていった。”考えるの飽きてきたなあ”ってそれ、もう最初から考えるってことしてないよね?あははははって。ラストシーンで世界が回転する描写に、やはり西島氏の絵の上手さを感じた。無駄なんて一切無い。空白の使い方である。

  • 多田幾多 さん

    そして分身は増殖してゆく。そして自分が分身ではないと確信できなくなる。君は分身?分からない。君は本物?分からない。君はだぁれ?分からない。君は今、生きてる?・・・・解らない。 西島先生本領発揮の最後!!!!

  • モリー・ブラウン さん

    そうなのだ、私に、そして世界に向かって「ふざけんな」と言ってやらなければこのくそったれな無限ループの宇宙から飛び出す術はない。それが最後で最初の呪文。「光あれ!」と願う前に。

  • べんぜん。 さん

    わたしは【わたし】ではなくしかも【【わたし】】でもない。じゃぁ誰?みたいなお話。あとで読み返そう!

  • 爪楊枝茸子 さん

    分身という単純で複雑な現象を基調にした話。だんだんと誰が「本物」で誰が「分身」なのかわからなくなってしまい、それの見分けがつき始めなくなったところから背筋がゾッとし始めた。そこから物語も展開され、読者も幾度も考えさせられる。最後に近づくにつれどのような結末をここから迎えるのだろうかと何度も考えた。しかし実際に結末を迎えてみたら、「それはない」と呆れて笑ってしまった。これほど気持ちのいい裏切られ方はないだろう。最後に主人公が吐いた言葉が読者の気持ちを代弁してるに等しい。

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人物・団体紹介

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西島大介

1974年生まれ。漫画家。2004年『凹村戦争』(早川書房)でデビュー。また、DJまほうつかい名義で音楽活動をするなど幅広く活躍している。個人電子出版レーベル「島島」を運営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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