少女不十分 講談社ノベルス

西尾維新

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061828001
ISBN 10 : 4061828002
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
碧風羽 ,  
追加情報
:
232p;18

商品説明

西尾維新、原点回帰にして新境地の最新作。

少女はあくまで、ひとりの少女に過ぎなかった……、妖怪じみているとか、怪物じみているとか、そんな風には思えなかった。

内容詳細

少女はあくまで、ひとりの少女に過ぎなかった…、妖怪じみているとか、怪物じみているとか、そんな風には思えなかった。―西尾維新、原点回帰にして新境地の作品。

【著者紹介】
西尾維新 : 1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くろり - しろくろりちよ さん

    小説家志望の青年を小説家たらしめたトラウマの物語。小説家という設定から最初はいきなり自分語りが始まったのかと穿った目で見てしまった。誘拐する少女と監禁される大学生。どちらも人間未満のストックホルム症候群。青年が語って聞かせた物語、確かに全て西尾維新の物語。「道を外れた奴らでも、間違ってしまい、社会から脱落してしまった奴らでも、ちゃんと、いや、ちゃんとではないかもしれないけれど、そこそこ楽しく、面白おかしく生きていくことはできる」。そうかーそうだといいな。

  • kishikan さん

    西尾維新さん初読み。その初読み本がこの「少女不十分」という選択は、果たして正解だったのか?僕としてはこの本、十分に堪能いたしました。小学生の少女が、主人公である作家志望の大学生を自宅監禁。そしてこの大学生「僕」は、逃げるチャンスは数々あるのに軟弱にもこの状況を受け入れ、少女との1週間の共同生活?を送る。いいね、この設定。「僕」の性格にイライラしながらも、どんどん引き込まれページをめくる手が止まらない。そしてラストのクライマックスに突入!面白い、実に面白い!そして10年後の僕(つまり今の僕)に至るのだが?

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    不足役・役不足。少女が不十分な存在なのか、物語が彼女にとって不十分な存在なのか。不謹慎な振る舞いをする少女に家に不法侵入された挙句に不名誉に監禁された不利な青年と、不関与な両親。不自由帳に記された言葉。不安定な二人の関係は不審に思う青年の行動で変わる。青年が見た、不都合な真実。彼女が不幸にならないように、不眠で青年が語る。不格好だけれど誠実に、不思議で不可思議な物語を。だけど不断の努力で語り続ける。で不親切で不愛想な少女の為、不格好でも彼が物語を描き続ける限り、きっと二人の関係に不可能はなく、不滅なのだ。

  • そのぼん さん

    かなり前衛的な文章&内容でした。あらすじを書こうとしても、何と書けばよいのか困ってしまいました。好き嫌いが分かれる作品だと思いました。

  • ぺぱごじら さん

    問わず語りの前置きはテンポの良い冗長、本題の前半はダウナーで苛々させられるほどもどかしく、中盤は(そんな経験はないのに)奇妙な共感を覚え、終章へと向かう。読んでいて重く不快でしたが、これは『小説ではなく事件』。その被害者(?)のトラウマ話が楽しい筈がなければ理路整然としている筈もない。つまらない・不快、この感想こそ実は本作には相応しい。すなわち『傑作』(笑)。人外ものも悪くはないけど、ぼくは本作や『難民探偵』のようなのも西尾維新らしくて好きです。

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西尾維新

1981年生まれ。2002年に『クビキリサイクル』で第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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