言葉と身体 蜷川幸雄と演劇の半世紀

蜷川幸雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198640132
ISBN 10 : 4198640130
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
木俣冬 ,  
追加情報
:
205p;20

内容詳細

「世界のニナガワ」が考える言葉と身体。そこから見える日本人の精神の変化とは。我々日本人はどこへ行こうとしているのか?

【著者紹介】
蜷川幸雄 : 1935年、埼玉県生まれ。演出家。劇作家の清水邦夫とタッグを組み、「櫻社」を結成。1960年代後半から70年代の小劇場界をリードする存在に。70年代後半からは大劇場、商業演劇などに活躍の場を広げる。幅広いレパートリーで知られ、国際的にも活躍。2016年5月、逝去

木俣冬 : 文筆家。映画、ドラマ、演劇など文化・芸術分野の執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • arisaka さん

    演劇が映像作品と決定的に違うことは、生身の人間の存在感であると思う。何一つ隠すもののない肉体を観客にさらす覚悟と、その役者の覚悟を受け止める観客。その日その劇場にしか存在しない物語を役者の肉体を通して受け取り、咀嚼し、自分の中での糧とする。肉体にこだわり続けた蜷川さんによる演劇論。ネクストシアターとゴールデンシアターは、やはり観ておけばよかったなと後悔しきり。不在から3年。不在の在が日毎に大きくなっていく。

  • nightowl さん

    御本人が生きているときの舞台はテレビでジャン・アヌイの「ひばり」を見ただけで、「NINAGAWAマクベス」も「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」も亡くなってからの観劇。何故もっと演劇に早くはまらなかったのかと大後悔。これからの舞台論について突っ込んで聞きたいと思った所で終わってしまうのがとても残念で悔しい限り。バトンを託された俳優の方々の活躍を願ってやまない。

  • hiyu さん

    物凄く読みやすい。冒頭から蜷川氏の偉大さが伝わってくるものであった。本書を読むにつれ、82年組をはじめとした本書に登場する俳優への愛情が強く感じられた。同時にこれからの日本人にも、日本という国への想いも。

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの要約 現代の30代の若者たちの姿形や皮膚感は皆、似ている。一様にヒョロッとやせていて、重心が高く、肌質がツルツルしていて表情が単調。それから声が小さい。コンピュータを中心にした生活が主流となり、ネットとケータイさえあればほぼ全てが済み、身体もコミュニケーションの形も大きく変わった。デジタルの進化自体はとてもいい事だし、そこから新しい身体表現が生まれる事を目撃できる世代がうらやましくすらある。ただ、デジタルの進化が世界全体の生活を画一化し、若者の顔を似せてしまうならばそれはもったいない。

  • mamaboo さん

    怖いというイメージしかないが、演劇に対する思いが伝わってきます。

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