変容する記憶と追悼 シリーズ戦争と社会

蘭信三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000271745
ISBN 10 : 4000271741
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
258p;21

内容詳細

戦争から生じる情念は社会に何をもたらすのか。記憶と追悼の変容の過程を辿りながら、過去の出来事を眼差す営みが、現在を生き、未来を開く可能性を秘めていることを明らかにする。

目次 : 総説 戦争を記憶し、戦争死者を追悼する社会とそのゆくえ/ 第1部 記憶する人々(シドニー湾特殊潜航艇攻撃をめぐる日豪の記憶とその変遷/ 憲兵と暴力―マニラBC級裁判の記録を中心に/ 死者と生者を結びつける人々―パプアニューギニアにおける戦地慰霊と旅行業者)/ 第2部 記憶の支点―想起をもたらす場所とモノ(「原爆の絵」が拓く証言の場/ 空襲の死者を想起する場所―遺骨・モニュメント・写真/ アジア系アメリカと「慰安婦」碑―国境を超える共感と批判)/ 第3部 記憶・記念の実践と冷戦後の社会(戦争記憶の世代間継承と社会―「選択されたトラウマ」と山西省盂県の記憶/ 「沖縄の精神衛生実態調査」にみる戦争と軍事占領の痕跡/ なぜ私たちは黙祷するのか?―近代日本における黙祷儀礼の成立と変容)

【著者紹介】
蘭信三 : 1954年生。大和大学社会学部教授。歴史社会学、戦争社会学

石原俊 : 1974年生。明治学院大学社会学部教授。歴史社会学、島嶼社会論

一ノ瀬俊也著 : 1971年生。埼玉大学教養学部教授。日本近代軍事史・社会史

佐藤文香 : 1972年生。一橋大学大学院社会学研究科教授。ジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学

西村明 : 1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。宗教学・文化資源学

野上元 : 1971年生。早稲田大学教育学部教授。歴史社会学、戦争社会学

福間良明 : 1969年生。立命館大学産業社会学部教授。歴史社会学、メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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