黒博物館 ゴースト アンド レディ 下 モーニングKC

藤田和日郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063884784
ISBN 10 : 4063884783
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
288p;19

商品説明

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された
“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、
黒衣の学芸員は知ることになる。
超有名な「お嬢様」と、
「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、
不思議な冒険と戦いを…!
藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!

内容詳細

決闘代理人はなぜ、劇場の幽霊となったのか?
死の瞬間を思い出した時、グレイと女装の美剣士・デオンの因縁も動き出す。
一方、野戦病院の改善に突き進むフローに対し、クリミアの陸軍医務局が暗殺計画を発動!
そして奇妙な「ふたり」の冒険物語の最後の舞台は、20世紀の、ある夏の日のロンドンへ…。
『スプリンガルド』に続く『黒博物館』シリーズ第2弾、フィナーレ!!

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 海猫 さん

    購入した時に予想期待した内容とはまったく違ったが、強靭かつ太い物語で大満足。上下巻でこれほど凝縮した厚みのあるものを読めるとは贅沢を味わった。特に終盤炸裂する藤田節は圧巻。力強い言葉、画の魔力、奇跡の瞬間、収斂するストーリー、崇高なエンディング。これだけ揃えば、もう言うことがない。そしてまぎれもなく「いつもの」藤田和日郎作品でもある。あとはまた別の黒博物館のお話が読めることを期待するだけ。それにはきっとまた時間がかかるだろうし、前作スプリンガルドの再読でもしてみますかね。

  • mocha さん

    うーむ、参りました!面白かった。クリミアの天使を取り巻く劣悪な環境や強い意志が、ひとコマひとコマから伝わってくる。生霊として描かれる人の悪意も、漫画だからこそ描ける表現だと思う。グレイマンはさすが劇場ゴースト。仕草やセリフ回しが優雅でかっこいい。長い長い時間待ってたのに、なんて切ない2人だろう。スコットランドヤードの黒博物館にはきっとまだまだ面白いネタがごろごろしてるはず。またすごい話を描いてほしいなあ。

  • G さん

    野戦病院改善に奔走する「ランプの淑女」ナイチンゲールと、芝居好きな幽霊グレイの冒険物語。なんと素晴らしい物語なのだろう!アクションもロマンスも物語が持つ全ての要素が盛り込まれていて、伝奇物がまるでお伽話にまで昇華されている!これ、絶対に小学校とかの図書館に置くべきだ!道徳とかイマイチ理解出来ないけど、人の持つ業と救われるべき魂の変遷は学べるはず!「たとえそれが偽善でも、貫き通さねばならない偽善がある」ナイチンゲールの言葉に深く頷かされた。号泣必至の一冊!これだからマンガは止められない!

  • 鱒子 さん

    主人公はひねくれ者の幽霊のグレイなんですが、王子様っぷりがハンパないですよっ(≧∀≦) 「うしおととら」の とらちゃんを思いだしますねぇ。 私はふぢたさんの描く女性の裸体は、パツーンとした感じであまり色気を感じないのですが、グレイを見上げるフローの目つきはエロい! 内容も具沢山で書ききれないのですが、ともかく、この作品は読めば読むほど面白い!のです。

  • sin さん

    果たしてゴーストはレディを守りきることが出来るのだろうか?そして史実ではナイチンゲールにどんな運命が待ち受けていたのだろうか?2つの意味で興味が尽きない物語です。そして善意は果たして…甘過ぎかもしれませんがこのエンディングは悪くありません:-)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

藤田和日郎

1988年、『週刊少年サンデー』増刊号に掲載された『連絡船奇譚』でデビュー。 代表作に『うしおととら』『からくりサーカス』『邪眼は月輪に飛ぶ』など。

プロフィール詳細へ

藤田和日郎に関連するトピックス

コミック に関連する商品情報

おすすめの商品