ふたり静 切り絵図屋清七 文春文庫

藤原緋沙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167810016
ISBN 10 : 4167810018
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
16cm,303p

商品説明

『藍染袴お匙帖』の作者、新シリーズ開始
絵双紙本屋の紀の字屋を譲られた浪人・清七郎は、人助けのために江戸の絵地図を刊行しようと思い立つ。人情味あふれる新シリーズ

内容詳細

絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。清新な時代小説書き下ろし新シリーズ。

【著者紹介】
藤原緋沙子 : 高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京主宰の創作教室「創翔塾」出身。細やかな人情味あふれる物語で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    切り絵図屋清七「ふたり静」1巻。清七郎(武士)から清七(町人)へ、切り絵図屋というちょっと変った商売を始める物語、どんな展開になるのか、今回は仲間と切り絵図屋を立ち上げた所まで次巻以降に期待。

  • やま さん

    久しぶりの藤原緋沙子さんの作品が、私の心を温めます。苦労して育った長谷清七郎は、人の心の痛みが分かるやさしい気持ちの持ち主です。その清七郎が江戸の町で颯爽と生きて行く人情物語です。春塵、紅梅坂、ふたり静、の連作中編三話とも良かったです。その中でも小平次が秘かに想う津野屋の一人娘おふくへの想いを書いた「ふたり静」が特によかったです。🌿続く→

  • むつこ さん

    切り絵図ってなんだろうと思ったら地図のことだった。無料で配布されていることが多い便利グッズ、なるほどなぁと感心ばかり。そんな地図の発想と武士と町人の間で揺れる主人公・清七郎の成長のシリーズ1巻。

  • ぶんぶん さん

    【再読】読み終わるまで、一回読んだ事を忘れていて熱中した。 前に読んだのは五年前、すっかり忘れ感想を書きに来て再読を知る。 ほんと、大丈夫かなぁ、健忘症に一歩近づいたみたいだ(笑) 話は、切り絵図づくりを思い立ち仲間と立ち上げるまでを描いている。 登場人物に一癖も二癖もある人物ばかり、いろいろ膨らみもあり面白くなりそうである。 読んだのが一巻だけなのか調べなくては(笑)

  • calaf さん

    地図、、、あまり気にしなくなってしまったけど、作成/維持には非常に多くの労力が必要で、江戸時代にはほとんどなかったはず。それを作り出し、売り出した人物を描いた時代小説シリーズの始まり...なのかな?もちろん、それに絡んでいろいろな人物模様も出てくるようです。

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人物・団体紹介

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藤原緋沙子

1947年高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。小松左京が主宰する「創翔塾」で小説を学ぶ。脚本家を経て2002年『雁の宿』で小説家デビュー。2013年「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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