ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 〜ON(THE NOVEL)LINE〜電撃文庫

藤原祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048694483
ISBN 10 : 4048694480
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

従姉に強引な勧誘を受けて始めたオンラインゲーム『ファイナルファンタジー14』で、僕はひとりの冒険者と出会う。彼女は可愛らしい猫耳の少女であり、親切で魅力的な性格であり、けれどゲームの外では―療養所のベッドでノートパソコンを抱える、暗く沈んだ目をした女の子だった。リアルから始まりゲームへも影を落とす彼女の傷と、ゲームから始まってリアルへと繋がっていく僕らの絆。彼女がゲームの中で見せてくれた笑顔は決して嘘なんかじゃない。だから僕は灰色の病室で、彼女の背を押そうと思う―エオルゼアで彼女が、僕の背を押してくれたように。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    無気力な大学生の壱樹と、交通事故で足が不自由になってしまった車椅子の少女朝霞が、FF14を通して仮想世界と現実世界で絆や愛を育んでいく物語。新人冒険者だった壱樹がFFで出会った仲間達と友情を築きながら、倒れ伏した自分に一番最初に手を差し伸べてくれた朝霞とボス戦やダンジョン・クエスト攻略等で共に世界を駆け、現実世界では歩く事も出来ず孤独の殻に閉じこもるしかなかった彼女を光の当たる暖かな世界に連れて行こうと頑張る姿が素敵で、いつの間にか互いに惹かれあっていく二人が前へ前とゆっくりと一緒に歩いていく姿が最高。

  • 真白優樹 さん

    従姉に無理やり巻き込まれたオンラインゲームを始めた少年が、現実では暗く仮想世界では明るい少女に出会い始まる物語。―――二つの世界の交錯の先、絆は繋がり歩き出す。超有名オンラインゲームを舞台にしたこの物語は、現実世界と仮想世界の交錯する先、絆を繋ぎ多くの人々の絆を結んだ少年と少女が、背を押し、押され共に歩き出す綺麗な物語である。仮想の世界だって本物だから。だって、こんなにも皆がいるから。きっとこの先も、この二人なら手を繋いでいる限り大丈夫だろう、2人でどこまでも往くとしても。 うん、最高に面白かった。

  • みどり さん

    私はFFはオンラインになってからは全然やってないけど、]2までは普通にプレイしていたので、説明個所はちょっと読み飛ばし気味。でも、物語としてこれは面白かった。今後もMMOはやらないだろうな、と思うけど。(今はSRPGどまり)作者(ノベライズした作家さんも、絵師さんも)買いした部分もおおいけど、心がほっこりした話だった。大人と子供の狭間の、「人生の夏やすっみ」という言葉はとても気に入った。

  • 藤崎 さん

    世界は人が形作る。そんなありふれた特別を描いた、FF14のノベライズ。題材へのリスペクトやストーリーの完成度やヒロインの可愛さ等は流石の一言。そして私はFF14は未プレイですが、逆に自分の経験というフィルターなしで文章から滲み出る作者さんのこの世界に対する信頼みたいなものを受け取れてこれはこれでよかったかと。だからこそ例えば終盤の展開とか、物語としては綺麗すぎる印象も受けましたが、これは実際に起こりうると、読者に「現実」の素晴らしさを知ってほしいと呼び掛けるかのようで。そんな前向きな信頼に満ちた作品でした

  • 流蓮 さん

    FF14どころかMMO未経験ですが、とても楽しく読めました。顔や本名を知らない相手との交流があんな心暖まる展開に繋がるなんて。FF14がやってみたくなる1冊でした。読み切りなのでしょうか。シリーズ化しちゃってもいいと思います!

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藤原祐

1978年大分県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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