基本情報
内容詳細
経済学の常識を覆す主張で、いま世界で大論争を巻き起こしている「現代貨幣理論」(MMT)。はたしてMMTは異端のトンデモ経済理論なのか?それともデフレ脱出・経済復活の切り札になるのか?前内閣官房参与で、アベノミクスの問題点を知り尽くした著者が描く、実践的MMT入門にして、日本経済再生のシナリオ。緊縮財政、消費増税、長期デフレに苦しむ日本経済を復活させる道がここにある。
目次 : 第1章 MMT 現代貨弊理論とは何か?(MMTを「異端」「トンデモ理論」と揶揄する日本のマスコミ/ 実際は、至って「マイルド」、というのが真実 ほか)/ 第2章 「インフレ抑制は無理」という不当なMMT批判(インフレを抑え込むことは、決して不可能ではない/ MMT批判の背後に、おぞましき「インテリ心理」がある ほか)/ 第3章 MMTの2大政策―「就労・賃金保証」プログラムと「貨弊循環量」調整策(インフレ率を軸に、金利、失業率、賃金をウォッチし続けるべし/ 「就労・賃金保証」プログラムによる、「完全雇用」の確保 ほか)/ 第4章 現代国家の「貨幣」とは何か?(二つの異なる貨幣観:「商品貨幣」説vs「貨幣国定」説(あるいは、金属主義vs表券主義)/ 如何にして、国家が貨幣の価値を保証しているのか?税と国定貨弊の本質的関係 ほか)/ 第5章 MMTが示唆する、日本の処方箋(デフレが深刻化している日本/ 安倍内閣で進められる、数々のデフレ加速政策 ほか)
【著者紹介】
藤井聡 : 1968年、奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カブトムシ さん
読了日:2021/07/12
健 さん
読了日:2019/11/12
ラウリスタ〜 さん
読了日:2020/10/07
Tatsuya9 さん
読了日:2020/04/30
belalugosi6997 さん
読了日:2020/02/21
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