基本情報
内容詳細
プライマリー・バランス(基礎的財政収支)の赤字を恐れるな。
政府は積極的な財政出動によって、早急に景気を回復させるべきだ!
「2020年までにプライマリー・バランスを黒字化する」という目標を達成するために行った消費増税や予算のカットが、長期デフレから立ち直れない要因であるという事実を、実証的データをもとに解明する。
「財政赤字は絶対悪」との思い込みを各種データから覆す、目からウロコの日本国民必読の書。
【章だて】
第1章 「プライマリー・バランス」とは何か?
第2章 「PB改善」で日本は貧困化・後進国化する ~消費増税のディープインパクト~
第3章 なぜ、「世にもキケンな消費増税」がなされたのか?
第4章 正々堂々と「PB目標」を取り下げよ
第5章 「財出拡大」が「財政再建」をもたらす
第6章 企業と政府の負債(PB赤字)が経済を成長させる
終 章 「PB制約撤廃」が、日本を救う
【小見出しより】
政府は「家計」と全然違う。むしろ「企業」に似た存在である
「PB目標」に真面目に取り組んだ結果、破綻したアルゼンチン
消費増税によるPB改善で、国民は一人当たり「10万円」貧しくなった
消費増税のインパクトを完全に読み間違えた学者・エコノミストたち
国際標準の視点から見れば、日本の財政は既に「改善」し始めている
「成長」で税収は増える。しかも消費増税よりも、より多く増える
「自国通貨で借金」をしている日本政府は、ギリシャと全然違う
「国債暴落Xデー」というデマ
1997年の消費増税によってデフレ化し、かえって財政が悪化した
「財政政策」を行った国が、リーマンショックからいち早く立ち直った
【著者紹介】
藤井聡 : 1968年奈良県生まれ。京都大学大学院教授(都市社会工学専攻)。京都大学大学院工学研究科修了。東京工業大学教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、現職。また、2011年より第2次安倍内閣・内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。専門は公共政策に関わる実践的人文社会科学。03年に土木学会論文賞、05年に日本行動計量学会林知己夫賞、07年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年に日本社会心理学会奨励論文賞および日本学術振興会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mazda さん
読了日:2020/07/24
ミッキー・ダック さん
読了日:2020/06/08
SGM さん
読了日:2019/06/17
Nanbu さん
読了日:2017/05/28
tacacuro さん
読了日:2017/07/16
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