なぜ正直者は得をするのか 「損」と「得」のジレンマ 幻冬舎新書

藤井聡(社会科学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344981379
ISBN 10 : 4344981375
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,211p

内容詳細

利己主義者が損をして、正直者が得をするということを科学的に実証。さらに、利己主義者が正直者のふりをしても簡単に見透かされる心のしくみを解き明かす。生きる上での重要なヒントになる画期的な論考。

【著者紹介】
藤井聡 : 京都大学大学院工学研究科教授。1968年奈良県生まれ。京都大学卒業後、同大学助手、助教授、東京工業大学助教授、教授を経て、現職。専門は土木計画および公共政策のための心理学。社会的ジレンマ研究で土木学会論文賞および文部科学大臣表彰若手科学者賞、『村上春樹に見る近代日本のクロニクル』にて表現者奨励賞、『モビリティ・マネジメント入門』(学芸出版社)にて交通図書賞等、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    財布を拾っても交番に届けない人や、チップ式トイレでお金を払わない人が跡を絶たない。本書では、そんな利己主義者が損をして不幸になり、実は正直者が得をして幸せになることを科学的に実証!さらに、利己主義者が正直者のふりをしても簡単に見透かされる心のしくみを解き明かす。どんな性格の人が結果的に得をし、幸せになれるのか。生きる上で重要なヒントを与えてくれる画期的な論考。

  • hanagon44 さん

    初めの方で『他人の好意を信じることができるか否かは,「人間は皆,純粋なる利己主義者ではない」という結論を,あなたが知っているか否かにかかっているのである』という一文にはっとさせられた。「人間は利己主義者なのだ」という思いを持っていた方が自分の人から受ける衝撃を和らげてくれるような気がして,その考えに凝り固まってはいないつもりでも,逃げの部分で用意していたことに気付いたことが自分にとっては大きかった。他にも多々あるが,声高な主張を無批判に受け入れるのではなく,考え・判断することを日々行い鍛えたいと思った。

  • サメ鯨 さん

    人間の行動は、損得だけを考えて行動する利己主義だけでは説明がつかない。集団での協調を大事にする道徳的な行動もする。世の中の多くの人が利己主義的に行動をとるようになったら、それは弱肉強食の世界になるから、利己主義者を抑制する規制は必要。

  • トダ―・オートマタ さん

    今の日本は利己主義者があまりにも権力を持っていて、そのために 正直者が道連れにされてしまっていることを繰り返しているように思う。 個人的には、本書に書いていることはある程度納得するが 人間はそこまで「裏切り者を見抜く能力」は高くないように思う。 しかも、「裏切り者を見抜く」ためのメディア自体に 裏切り者や利己主義者が結構いて 腐ったリンゴではないが日本自体に利己主義者を増殖させ 最終的にしっぺ返しのように日本自体が淘汰されるような感じがする。 この損得のジレンマというのは、日本だけかどうかはわからない。

  • vip2000 さん

    中野信子氏のおすすめ本から了読しました。建築畑にいる著者から唯一人文分野の著作とあって、視点が面白かったです。実生活から時代を観ると、ブラック企業と言われる経営を密かに行い、正直者が搾取された上に経営が成り立っている会社もありますね。一方では、働く選択の自由が容認されてきた昨今でもあり、会社の経営体制を見極める能力が幸せに生きるツールになってもいます。経済学や数字で客観的に判断することが大切と想います。

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  • 作成者:望月ハルヒさん