誓約

薬丸岳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344027428
ISBN 10 : 4344027426
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
321p;20

内容詳細

愛する家族と穏やかな日々を過ごしていた男に、一通の手紙が届く。「あの男たちは刑務所から出ています」。便箋には、ただそれだけが書かれていた。

【著者紹介】
薬丸岳 : 1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第五十一回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    自身の容貌に対する心無い仕打ちが重なり、いつしか高藤は犯罪に手を染める。前科を持ち、やくざに追われる身となった高藤は戸籍を買い、整形し「向井聡」として新たな人生を得る。そこには娘を殺した犯人が出所したら殺害する誓約がついていた。職と家族に恵まれた高藤に誓約の履行を促す手紙が届く。家族に危険が迫り高藤の煉獄の日々が始まる。予想のつかない展開。公平の出生の謎と、公平の犯してしまった罪に強引さとやるせなさを感じた。公平がそこまでの罪を犯す必要があるのだろうか。色々書きましたが、一気に読ませる力を持つ作品です。

  • Yunemo さん

    前半のスピィーディーな展開に翻弄、後半、なんだか先が見通せる感があって若干のペースダウン。全体を通して、人間の持つ倫理観、理性、感情のバランスの崩れが、人間を壊していく。この過程、追い詰められていく暗澹さに嵌まります。過去は忘れたくても忘れられない事実の積み重ね、消せるものではない。この主人公、悪人なの善人なの。悪人から善人への切り替え、それも不正な手段によって。これって許される?誰しもが持つ裏表、その強弱さが人を幸せにしたり不幸にしたり。善し悪しは別に、腑に落ちないながらも、ある意味納得させられて読了。

  • takaC さん

    北千住以降最後までの回収編がちょっと残念な感じだった。それまでは割りと熱中して読めたのに。発売週早々にブックオフで入手できたのも納得かも。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    前にも似たようなテーマのあった犯罪被害者がらみのお話。主人公より信子側に感情移入してしまいそうだった。

  • てぃも さん

    ラスト、落合が素直に出てきた時にはちょっとガッカリ。 もっともっとマスターを追い詰めて欲しかったし、真実をマスターの手で暴いて欲しかったな〜。

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人物・団体紹介

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薬丸岳

1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。16年に『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、17年に短編「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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