非線形科学 集英社新書

蔵本由紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087204087
ISBN 10 : 4087204081
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
追加情報
:
18cm,253p

内容詳細

自然のやわらかで複雑な構造が生み出される動的なメカニズムとは何か。私たちに新たな自然観を与える非線形科学について、世界的第一人者がわかりやすく解説した、知的好奇心を刺激する入門書。

【著者紹介】
蔵本由紀 : 1940年生まれ。京都大学名誉教授。京都大学理学部卒。同大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学部助教授、基礎物理学研究所教授、同大学院理学研究科教授、北海道大学大学院理学研究院COE特任教授等を歴任。自然界の同期現象を数学的に説明した蔵本モデル(75年)等の業績で世界的に知られる。「同期現象などをめぐる非線形科学の先駆的研究」により2005年度朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • inami さん

    ◉読書 ★3 「エネルギー保存の法則」や「エントロピー増大の法則」などの話から始まる。まあ〜よくわからないながらも読み進めたのですが、早々にお手上げ状態となりました(笑)。数理的な科学にも関わらず、数式はほとんど出てこず、途中、シュレーディンガー、ローレンツ、レオンハルト・オイラー、アラン・チューリング、アンリ・ポアンカレなど良く目にする方々も登場するのですが、・・自分の治療だらけの歯では、とても歯が立ちませんでした(笑)。ブックオフでのタイトル買いもちょっと見直さないと・・ま、それはそれでいいか・・

  • HoneyBear さん

    確率モデルや統計数理が好きなので手にとったがなかなか難しい。「です・ます」調だし身近な例も多いから大丈夫だろうと思ったのだが、やっぱり物理のセンスがない私には難しかった。また、無理に言葉にするよりも、適度に数式があったほうが読みやすかったと思う。結局、全体像を掴むのは無理だと諦めて、興味があるところを拾い読み。面白いモデルが沢山あるが、特に最終章(ゆらぐ自然)とエピローグがすごく面白かった。また、皆さんのレビューにも感服。勉強になる。

  • まるさ さん

    非線形物理の第一人者による非線形科学の紹介本だが正直にいって大学で物理を学んでないととっつきづらい部分が多かったと思われる。本書の構成がどのような論理の組み立てになっているのかを最初に示してほしかった。また本書で紹介してる理論が話の筋とどう関わってくるのかわかりづらい部分が散見された。 大学で物理学を専攻し熱と統計物理学の初歩を経てイジングモデルなど相転移について学ぼうとしている人にとっては非常に得るものは多いと思われる。

  • デコボコ さん

    円の伸開線やチューリング不安定性、フラクタル全般などの説明が中途半端で、予備知識がないと困る気がする。複雑適応系はともかく、複雑系はまだあまり実用的な分野でないこともあって、初学者には薦められないが、専門家向きでもない。 使えるとしたら、中級者くらいの人の復習でしょうか。全体としては悪くない本だと思うのですが。

  • 農明(ノウミョウ) さん

    ほとんど数式の出てこない、科学の本であった。物理学に代表される理科系の学問は、線形で築き上げられていることが多い。しかし、非線形もまた、この世の中を形成することが本書を通してわかった。最後の章では、カオスなど現代の話題も出てきた。非線形により、美しい、不思議な形が創造される例がいくつもあり、非線形も線形と同じように、均整のとれた調和を生み出すのかと、感慨深くなった。

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蔵本由紀

1940年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学大学院理学研究科教授を経て、京都大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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