日本再興戦略 NewsPicks Book

落合陽一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344032170
ISBN 10 : 4344032179
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
254p;19

内容詳細

「情熱大陸」出演でも大反響!落合陽一の最新作!

【本書概要】 AI、ブロックチェーンなどテクノロジーの進化、少子高齢化、人口減少などにより、世界と日本が大きく変わりつつある。今後の世界の中で日本が再興するにはどんな戦略が必要なのか。落合陽一が、テクノロジー、政治、経済、外交、教育、リーダーなどの切り口から日本と日本人のグランドデザインを描く。

はじめに:なぜ僕は今、日本再興戦略を語るのか 第1章:欧米という幻想 日本は近代化以降、つねに「欧米」を模範としてきた。しかし、そもそも、「欧米」などというものはない。平等と公平、個人と依存など、日本式と米国式・欧州式の間には思想的・文化的な大きな違いが存在している。まず「欧米」という幻想を払拭することから、日本再興が始まる。

第2章:日本とは何か。日本人とは何か。 「欧米」信仰を抜け出すためには、まず日本と日本人の原点を知る必要がある。明治維新以前の日本、とくに江戸時代には、日本人の文化やスタイルを考える上でのヒントが多く隠されている。欧米式を日本に移植するという難題に挑んだ福沢諭吉を通じて、日本と欧米の差についても考えていく。

第3章:テクノロジーは世界をどう変えるのか 今後の世界と日本を考える上で、不可欠なのがテクノロジーに対する洞察だ。AI、ブロックチェーン、自動運転、5Gといったテクノロジーは、世界の枠組み、ライフスタイル、都市、経済、政治などをどう変えていくのか。その変化の本質について展望する。

第4章:日本のグランドデザイン:少子高齢化・人口減少という大チャンス これからの日本を考える際の、最重要トレンドは「少子高齢化と人口減少」。これを悲観的な材料としてとらえる声は強いが、テクノロジーをうまく活用し、社会システムを再構築すれば、むしろ日本再興の大きな切り札となる。人口減少時代の日本再興戦略の大きなビジョンを語る。

第5章:日本政治再興戦略:新時代の民主主義、地方自治、外交、 東京を中心とした中央集権型の国家システムは今の日本にはもう合わない。テクノロジーを活かしつつ、より小さい単位で地方自治を行うーーそんな形に民主主義をアップデートする必要がある。これからの国防・外交戦略とあわせて、新しい「国のかたち」を提言する。

第6章:日本人再興戦略:新時代の教育、大学、会社、リーダー、コミュニティ 日本を再興するためには、まず日本人を再興しなければならない。そのために大事なのは、子育てから大学に至る教育、そして、企業やコミュニティのあり方だ。欧州式と米国式のモザイク模様となっている日本の教育・大学・会社のあり方をどう変えるべきか。未来のかたちを構想する。

おわりに:日本の未来は限りなく明るい

【著者紹介】
落合陽一 : 1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei さん

    日本について歴史的観点から、今後をみてこういう事をしたら良くなるんじゃないかとか、興味深く読めた。少子化も高齢化も捉え方次第でチャンスにもなると思えた。

  • 徒花 さん

    おもしろかった。高齢化とか少子化というネガティブに捉えられがちな特徴を活かし、これからの日本がどのような成長を目指していくべきか、そしてそのような社会の中で個人が活躍するためにはどのような意識が必要なのかがわかりやすくまとめられている一冊。人口が減少すると言うと悲観的に考えてしまいやすいが、そのような不安・不満があるからこそテクノロジーは発展し、人口に膾炙していくものなのかもしれない。

  • Emperor さん

    どうやら、今の日本はこの本を必要としているようだ。

  • ショウジ さん

    筆者のことはテレビを見ていて知りどんな人なのだろう?と思っていたところ本書を書店で見つけてたので購入しました。本書を読んだ感じでは、日本のことをしっかりと考えている若者と感じました。日本はカースト制が向いている国と言われると一瞬ドキッとしますが、そのほうがコミュニティを形成しやすいのかなと感じました。そして、筆者のいう『自らの属する複数のコミュニティの利益を考えて意思決定』していくことほうが実はやりやすいのかなと思いました。地方自治体に対してもICOを提案しているところはすごいですね。考えつかなかったけど

  • なかしー さん

    落合陽一さん初読本。 少子高齢化で嵩む福祉医療費、将来貰えなくなる?年金問題、経済伸び悩みで先行き不透明、学力テストも上位陥落等などこの先日本はどうしていけば良いのか?不安について著者が考える日本再興戦略論。 特に著者の得意なAI、アートやアカデミックな視点からの斬新なアプローチはとても興味深い。 今後の働き方はポートフォリオワーカー=百姓と言うのが言い得て妙でした。これについて堀江さん、箕輪さん、岡田さん、中田さん等など様々業界人が似た結論や体現されているので納得が行きました。

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落合陽一

メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査

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