アイヌのむかしばなし ひまなこなべ

萱野茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751528198
ISBN 10 : 475152819X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
31

内容詳細

アイヌのむかしばなしには人生に大切なことがたくさんつまっています。遠いむかしから語り継がれてきた先住民族の知恵に耳をかたむけてみませんか?

【著者紹介】
萱野茂 : 1926年、北海道沙流郡平取町二風谷生まれ。北海道の先住民族・アイヌ文化の研究者であり、自身もアイヌ民族として、アイヌ文化やアイヌ語の保存・継承に力を注いだ。金田一京助、知里真志保氏らと知り合い、金田一京助のユカラ研究を手伝う。アイヌの民具、民話を自ら収集し、約2000点の民具をもとに’72年「萱野茂二風谷アイヌ資料館」を開設。’88年、私財を投じて道内で初めてのアイヌ語塾を主宰。その間、平取町議会議員として5期務めたあと、参議院議員としてアイヌ文化振興に関する「アイヌ新法」の制定に尽力し、’97年施行された

どいかや : 1969年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • seacalf さん

    とても素敵。あまり馴染みのないアイヌの文化風習の一端を、可愛いらしい絵とユニークな昔話で語ってくれる。山や川、太陽に星、食している動物たち、はては人が作った道具にまで、全てのものをリスペクトする気持ち。それを押しつけがましくなく、学び気付かせてくれるアイヌの教え。『ゴールデンカムイ』を読んでから俄に注目しているアイヌ文化に触れられる良い機会。まさかこなべがね〜。先住民族の知恵をわかりやすく可愛らしく紹介してくれたどいかやさん、今後も注目だ。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    これはこれは♡ たのしいお話を読みました♪ アイヌの くまの神さま の昔話です。はてさて『ひまなこなべ』とはどういう意味でしょう? ■既刊の本の文をベースに、絵本のために加筆修正したそうです。物語に入る前に、くまの神さまから(どいさんから)アイヌについて 少し説明があるのも良いですね。絵と、導入の説明と、あとがきは、どいかや さん。■弓矢が放たれる場面の絵画表現が斬新です! この場面を含め、全ての絵に可愛らしさとハッピー感が溢れているのが、とても良かったです ( ' ᵕ ' ) (2016年)

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    「ひまなこなべ」アイヌ語だ!!!と思って、調べても出て来ないので読んだら「暇な小鍋」だと分かった✨✨✨どいかやさんの頭の良さに感動する絵本。もっと沢山読みたいです。これが2022年1月最後の本になりました。

  • Smileえっちゃん さん

    アイヌの昔話、図書館本。アイヌの方は、山、川、星、太陽、すべての生き物、道具にも魂が宿っていると信じ大切にしている。生き物は、他の命をもらって生きていると…中でも熊は特別…そんな心の美しいアイヌの村にくま神が訪れる。命を頂いたおもてなしに、歌に踊り、ごちそうをささげ天の国に送るイヨマンテ(熊送り)その踊りの中に踊り上手な若者がいた。その若者の正体が知りたく何度も訪れる。その若者の正体は…人生に大切なことが詰まっていますね。絵も可愛いです

  • とよぽん さん

    「アイヌのむかしばなし」という文字がなかったら、手に取っていなかったかもしれない。生きものの命をいただくことに深く感謝するアイヌの人々。さらに、生活に必要な物や道具にも魂があると考えて大切に使う。萱野 茂さんの文に、どい かやさんの絵がカムイとアイヌの人々のぬくもりを感じさせる。小鍋の神様は踊りが抜群にうまい。

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