D‐五人の刺客 吸血鬼ハンター 32 朝日文庫ソノラマセレクション

菊地秀行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022648433
ISBN 10 : 4022648430
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

<神祖>が残した六つの道標を手に入れると、不老不死になれるという。
五人の貴族が守る六つの道標を求めて血眼になる人間たちの中に、Dの姿があった。
貴族を退けて、全ての道標を手に入れるのは誰か?
そして、すでに不死なるDは、何故この戦いに身を投じたのか……?
吸血鬼ハンターシリーズ最新刊!

【著者紹介】
菊地秀行 : 1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、“吸血鬼ハンター”“魔界都市ブルース”“妖魔戦線”“魔界医師メフィスト”シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむー さん

    約10ヶ月ぶりの最新刊は、長編としての体裁をとりながらも章ごとに舞台と登場人物を変える実質の連作短編というシリーズ初の試み。D側からの視点をなしにして、全編ゲストキャラの視点からのみで描かれる章が変わり種で目を引くほかは、正直「いつものD」といって差し支えない。強いていうなら一章完結形式なだけに冗長さがないところは好感触かな。『もうすこしです』

  • 眠る山猫屋 さん

    菊地秀行さんがブラッドベリ偏愛なのは知っていた。凍りついたようなキラキラした文章。今回はそうしたテイストを活かそうとしたんですよね。それでも、長編の方が好きです。なぜなら、哀しみは少しずつ積み上げていく方が心に響くから。連作だとそれぞれの悲劇は重なりますが、積み上がらないような気がして。

  • しゃお さん

    シリーズ32作目。今回は連作短編集といった形式をとっていて、へたに冗長にならずに神祖にまつわる話で点が良かったですね。できれば3つぐらいの話でまとめると、より物語に没頭できたかなと思います。もしくは逆にもっと短い話の方がいいかも。なにはともあれDに関してはある程度の水準をクリアしているのが嬉しい。

  • Hugo Grove さん

    敵が分散してたからか、大物がいなく、闘いのシーンも盛り上がりに欠けていた。

  • ひょろ さん

    昏い夜想曲に続く2度目の短編集。夜想曲が気に入っているのでこういうのをずっと待っていた。こんどDのショートショート集も書いてくれないだろうか。左手が終始ぼやき続けるだけの話でもいいので

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人物・団体紹介

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菊地秀行

1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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